(やっとパリが終わったので、これからはそれ以降の溜まっている分を一気に片付けましょうメモ



11月3日、パリから帰った翌日、バービカンのコンサートに行きました。前日は帰宅が遅かったし、この日は朝から会社だったので、着物は無理。


Great Performersシリーズで、サイモン・キーリンサイドとアンゲリカ・キルヒシュラーガーという花形コンビとミンコフスキーの指揮によるウィンナ・オペレッタの抜粋という、軽やかで華やかでわかりやすい、シリーズの中でも人気コンサートにちがいないクラッカー


と思ったのですが、なぜだか最後まで切符の売れ行きが悪くて、私が座ったストールはほぼ埋まってたものの、上の階は空席が目立ったそうです。こういうのは満員御礼の賑やかムードでやりたいでしょうにね。


尚、私は前から3列目のど真ん中で22.4ポンドという理想的な席。一年近く前から気合入れて買ってありましたから。



音譜Scenes from Viennese Ooperettas


Johann Strauss II Ägyptischer Marsch, Op. 335 (orchestra)
Suppé Boccaccio - Hab' ich nur deine Liebe; Mia bella fiorentina (simon & angelika)
Lehár Eva - Zwanzinette (orchestra)
Kálmán Das Veilchen von Montmartre - Heut' Nacht hab'ich geträumt von dir (simon)
Johann Strauss II Die Tänzerin Fanny Elssler - Draussen in Sievering blüht schon der Flieder (angelika)
Lehár Gold und Silber, Op. 79 (金と銀) (orchestra)

(interval)

Lehár Giuditta - Meine Lippen, die küssen so heiss (angelika)
Kálmán Die Zirkusprinzessin - Wieder hinaus ins strahlende Licht (simon)
Johann Strauss II Die Fledermaus - Overture (こうもり序曲) (orchestra)
Lehár Zigeunerliebe - Nur die Liebe macht uns jung (simon & angelika)
Kálmán Die Csardasfürstin - Weisst du es noch (simon & angelika)


(encore)

Johann Strauss II Under Donner und Blitz (雷鳴と雷光ポルカ) (orchestra)

Stolz Der Favorit - Du sollst der Kaiser meiner Seele sein (angelika)

Lehár Das Land des Lachelns 0 Dein ist mein ganzes Herz  (微笑みの国) (simon) 

Kálmán Die Csardasfurstin - Tanzen Mochte ich (チャールダッシュの女王) (simon & angelika)

Kálmán Die Csardasfurstin - Weisst due es noch (simon & angelika)


Les Musiciens du Louvre
Marc Minkowski
conductor
Angelika Kirchschlager mezzo-soprano
Simon Keenlyside baritone



サイモンもキルヒーも知的にじっくりと聞かせるタイプの歌手なので、表面的でもいいからぱっとした華やかさが大事なオペレッタに誰よりも向いているとは思えないのですが、そこは超一流の二人、しかも両方とも好調で、知ってる曲は少なかったものの、パフォーマンスの出来は期待通り素晴らしいものでした。


でも、オケ演奏の水増しが多くて、「えっ、なにこれだけ?」という不満の残る内容でした。特に休憩前はひどいでしょ?いくらミンコが有名指揮者でも、折角この二人がいるのに、子供の時から聞き飽きてる「金と銀」なんぞを長々と聴きにに来たんじゃないよ!、とぶーたれました。特に上手だとも思わなかったし・・。


休憩後の水増しは「こうもり序曲」だけだったのでまだましだったけど、終了後にサイン会もあるのでアンコールも少なく、それも盛り上がりに欠けた一因だったかも。


でも、後半は図らずも思わぬアクシデントのおかげで面白い光景が見られました。


ワインお酒の歌にちなんでサイモンが歌いながらシャンペンの小瓶をラッパ飲みしてたのが、振り回し過ぎて途中で泡が一気に吹き出てしまい、床にかなりこぼれてしまったのです。


アラアラ大変、と心配した観客でしたが、さすがはサイモン、歌いながらも余裕しゃくしゃくで、これを受け狙いのネタに。ハンカチを取り出し、四つん這いになって床を拭きながら歌ってくれましたが、ばりっとした燕尾服姿だったので、滑稽さもひとしお。


さらにミンコがその瓶をサイモンからひったくって飲み、歌ってないときは二人が座ってた舞台横のテーブルと椅子に戻ったら、キルヒーも「私にも頂戴」と言ってコップでおねだり。小瓶だし、かなりこぼれてたのであまり残ってないだろうに、ここぞとばかりに皆が寄ってたかってシャンペン騒ぎを盛り立ててくれました。



ワンピースさて、女性歌手のリサイタルのお楽しみである衣装ですが、


ドレスでドレスにはお金は掛けない主義なのか、それにセンスもイマイチなキルヒーが素敵なデザイナードレスで現われるとは思ってませんでしたが、案の定、今回もピラピラの安物素材で垢抜けない紫色。後半のお着替えも勿論なしむっ


折角美人でスタイルも良いんだし、サイモンがばりっとした燕尾服で決めてたんだから(そんなの見たの初めてかも)、もうちょっとゴージャスさが欲しかった。 二人でちょっとワルツも踊ったんだし。    

         


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