(いつののように記事の順序が滅茶苦茶ですが)、

10月18日の土曜日、大英博物館のアフタヌーン・ティ の後、歩いて10分のロイヤルオペラハウスに行き、地下のLinvury Studio TheatreでJette Parer Young Artistsの無料のミニリサイタルを観ました。

The Juke Boxというタイトルで、この若手育成プログラムの面々がピアノ伴奏でオペラの有名アリアを14曲、ソロやデュエットで熱演してくれました。


昨晩ここで小オペラの主役だった人以外は全員出演。


Robert Anthony Gardiner(tenor, UK), Changhan Lim(bariton, Korea), Pumeza Matshikiza(soprano, South Africa), Simona Mihai(soprano, Romania), Vuyani Mlinde(bass, South Africa), Eri Nakamura(soprano, Japan), Ji-MIn Park(tenor, Korea), Kostas Smoriginas(bass baritone, Lithuania), Anita Watson(soprano, Australia)


  

    男性群全員            韓国コンビでビゼーの真珠採りのアリア


任期2年なので、2年生のメンバーはROHのオペラの端役等で皆さんお馴染みなのですが、皆さんプロのオペラ歌手ですから、堂々と落ち着いてよくリハーサルされたパフォーマンスであることがわかります。

ラブラブ2年生の中で私のお気に入りは韓国人テノールのJi-Min Park君で、すでに大活躍中の同じ韓国人ウーキョン・キム君に似た素直でリリカルな美声で将来有望まちがいなし。

チャイコフスキーのオネーギンの中で私が一番好きなレンスキーのアリアKuda kudaを情緒たっぷりに歌ってくれて、今日の中では一番完成度の高いパフォーマンスだったと誰でも思ったでしょう。

今年初めの椿姫(例のネトレプコ騒動の)ではガストンというとして今までで一番大きな役をもらったパーク君、はしゃぎ過ぎて浮いてましたが(それ以来彼を見るたびにそれを思い出して私は吹き出しそうになるのですが)、オネーギンとの決闘を控え幸せだった昔を想うレンスキーの切ないアリアをしっとりと聞かせ、歌い終わった後もいきなりいつものニコニコスマイルにならずにその歌の沈痛な雰囲気のまま拍手を受けたのでほっとしました(ふざけないでしゃんとしようとすればできるじゃん)。

今シーズンはもっと大きな役がもらえるといいね~。充分できると思うわ。



ドキドキテノールはもう一人いて、新入生のRobert Anthony Gardiner君はイギリス人。彼が今日の嬉しい発見でした。

パーク君のような甘さはないけど、細くてシャープな声も私好み。それに、それに、ほら、こんなに長身でハンサム。二枚目役が多いのに容貌の貧しい人の多いテノール界では大きな武器になり得ます。

BブリテンのThe Ploughboyを英語でコミカルに歌って英国人の観客からは大きな拍手をもらってました。


ブーケ1日本人で初めて採用された中村恵理さんはすでに立派な歌唱力を持ったソプラノで、女性の中では一番上手だと思いました。

お得意はフィガロの結婚のスザンナやバルバリーナ、こうもりのアデーレ、フォルスタッフのナンネッタという軽やかな役のようですが、今日はトゥーランドットのリューのアリアを力強く歌ってくれました。 上手!

  

ワインパフォーマンス終了後、ロビーのバーでMeet the Artistsということで、皆さん出てきてくれました。いつもはシャイで声を掛けることなどできない私ですが、この場はそれが目的ですから遠慮なくお目当てのメンバーに近づ

いて、一緒に写真撮ってもらいました。


    

パーク君は「これが終わった後もできればロンドンにいたい」と。ずっと居て頂戴! 恵理さんは関西弁で気さくな方でした                                  

  

ガーディナー君は、近くでみるとさらに長身の好青年。

「僕、来週のマティルデに出るんだよ。すっごく小さな役だけど」と謙虚に言ってたので、リハーサルのカーテンコールで写真撮りました。

歌唱的にはほんとうに小さな役で、あれではコーラスの一人にしか見えないかもですが、このルックスだし舞台では結構目立ってました。なんせ待ちわびてたこの話題のオペラで一番最初に舞台に登場するのが彼ですから、緊張のデビューだったことでしょう。


   


上ではラ・ボエームが7時半から始まり、もう一度近くでキム君を聴きたかったけど切符が取れなくて諦めましたが、ここでこんな素敵なイベントにいけてハッピーな私でした。


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