8月2日、浴衣でバービカンのコンサートに行ってきました。


この夏の着物お出掛け、寒いの暑いのとぶーたれてばかりでしたが、今日はちょうどよく快適そのもの。


こないだの蒸し暑さで懲りたので、今日は暑さ対策のため最小限を身に着けようと、パンツと和装ブラの上にいきなり浴衣。これならブラウス1枚着てるのと同じだし、下もスースーと気持ちいいわあ(風が吹くと「あーれーっ!」でしたが)。


そんなに暑い日ではなかったのでもうちょっと着込んでもよかったのだけれど、コンサートの前に行ったレストランに冷房があるとも思えないので、そこでヒーヒー暑い思いをしなくて済むようにという準備でした。そして、こんな薄着では外は寒いかもしれないのでショールを持って。


コンサートの後で花火があるってんで、今日のチョイスはこの花火柄しかないでしょう。



花火の柄が小さめなので、それと気付いてくれた人は少ないでしょうが、いいんです、自己満足だけで。


こじつけというのは着物には大切な要素ですしね。 

 



  

打ち上げ花火花火をやるのはこの池の向こう側。

「珍しい鳥が巣を作ったので花火は中止」といういかにもイギリス的で誰もが納得する理由でキャンセルになった年もあるそうですが、今年はそんな珍事もなく、心配だったのは朝から時々降った雨でしたが、夕方からはすっきり晴れてまるで秋のような爽やかな夏の夜となりました。



 


2週間のMostly Mozartシリーズの千秋楽の花火でバービカンのコンサートホールも夏休みに入るのですが、


日本で何万人も見物客が繰り出すような花火大会と比べたらうんとささやかですが、ついさっきまで聴いていたモーツァルトのレクイエム(毎年トリはこれだそうです)の余韻に浸りながら、スペースゆったりの広場でやっと暗くなった夜空を見上げるのは格別。

花火は20分間で、仕掛け花火も結構あり、観ているのはコンサートに来た人とバービカン住民で2、3千人くらいでしょうから(週末のシティはゴーストタウン)、なかなか贅沢なイベントでしょ。


私は初めてでしたが、レクイエムを聴いて花火を見るのが夏の年中行事の人もいるんでしょう。


幸い夜になってもあまり気温が下がらず、20度はあったでしょうか、持参したショールは使わず、涼しい夜風が心地よい素晴らしい夜で、「よかった、よかった」と帰路につく足取りも軽やか。私は素足に下駄でカランコロン。


花火は冬の風物詩であるイギリスで、浴衣で花火を見られるなんて、珍しい体験。


 



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