4月は今のところキューマイヤーだけのキャンセルで、ほぼ順調にいっていますが、


さて、5月はどうでしょうか?


スカラ座でブーイングされて拗ねて、「やーめた」と舞台を降りちゃったテノールも予定に入ってるんですけど・・・

                             (名前をクリックするとサイトに飛びます)

1 ロベルト・アラーニャ &LSO バービカン £27.50


はい、その人がしょっぱなです。


「あーら、アーさん、お久し振り! ずっと待ってたのにさあ、もうどこで浮気してたのよ~。」ってお尻つねりたくなっちゃうくらい来てくれなかったアラーニャン。


ROH「ファウスト」でアンジェラ奥さんと共演して以来、ロンドンはなんと4年振り。

ほら、こんなに放っておかれたからロンドンでファンが減ったっちゃったんだよ。コンサートの切符、まだたくさん余ってるもんね。同じ時に売り出したフロレス王子のコンサートはすぐ売り切れたのにね~、すっかり差をつけられちゃったこと。


私だって、実はご贔屓ナンバーワンだったのに、ちっとも来ないからすっかり丸ちゃんに心変わりしたんだよ。


しかし、もうすぐ45歳のアラーニャン、多分声が太く重くなっただろうけど、今回はヴェルディばかりですからね、重厚に正統的は歌唱を聞かせて、「まだまだ若いもんには負けへんで~」って一花咲かせて下さいね。



2 シモンン・ボッカネグラ (ヴェルディのオペラ) ROH £9


ニーナ・シュテンメが目的だったのに、早々とキャンセルされてがっくり。



3 トスカ  (プッチーニのオペラ) ROH £11



3年前のプレミエのマルセロ・アルバレス、初回リバイバルのサルバトーレ・リチトラに続く、このプロダクション3人目のカヴァラドッシはジョナス・カウフマン。


今年初めにネトレプコ相手にラ・トラヴィアータをやったばかりなのに、また来てくれるんですね。もうちょっとリリカルな声質のテノールの方が向いてる役ですが、カウフマンは芝居は上手いし美男子だから、聞き飽きたトスカもまた行ってみましょう。


しかし、トスカのミカエラ・カロッシは聞いたことがないですが、どんなんでしょうね? 彼女がすごく良かったら、2回行くかも。




4 イドメネオ  (モーツァルトのオペラ) バービカン £37


イアン・ボストリッジのバービカンでのシリーズの一環で、コンサート形式のオペラ。


エマ・ベルとケート・ロイヤルという、すらっと美人の英国ソプラノさんたちと競演するイアン博士が楽しみ。





5 アンドラス・シフ のピアノリサイタル Wigmore Hall £18


このおじさんは渋いですよ、上手ですよ。


派手さはないですが、職人芸の極みとも言うべき確実なテクニックでいつも感心します。きっと素晴らしいシューベルトの即興曲でしょう。


Wigmore Hallにはよく出てくれるのですが、久し振りにフレンズになったおかげで彼を聴く事ができます。 





6クリスチャン・ツィマーマン のピアノ・リサイタルRoyal Festival Hall £9


51歳のポーランド人のZimmerman がバッハ、ベートーベン、ブラームス、シマノウスキーを弾いてくれます。


彼は久し振りなのですが、以前より上手になってるでしょうか? でないと、名人シフのすぐ後で見劣りするよ。


するだろうな~・・・




ガーン5月は仕事で苦しみそうなのですが、


ニコニコそれだからこそ素晴らしい音楽に接してリフレッシュすることが必要ですよね。


いつまでも寒くて雨も多いロンドンですが、頑張って乗り切りましょう。


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