お馴染みのメアリーさんとドロシーさん、久し振りですが風邪もひかずに元気そうです。
「メアリーさん、さゃーきん寒いでかんね~。
ほんでよー、今夜ヒマだったら一緒にパブかバーに行けーせん?」
「パブ? バー? あ~、そういやぁ今夜から営業時間が長なるだがねえ?
ほりゃ歴史的な日だで行かなかんわ、ドロシーさん。
行こみゃあ行こみゃあ!!
パブなんかよー、どえらいやっとかめだに。」
「私だってそうだがね。
わっきゃあときはよう行ったけどよー、おばさんはほんなとこ行きゃあせんもんねー。」
「でも、そういやあさっきニュースで言っとったけどよー、そんなよーけのパブやバーがオールナイトで開いとるわけやなて、ちょっと閉めるの遅なったくらいの店が多いだと。」
「そうきゃあ? ほら人件費掛かるで儲かるばっかやないもんね。」
「ほんで、ドロシーさんはパブで何飲みゃーす? 私はギネスかなんかにしよかしゃん?」
「ギネス? メアリーさん、あんなぬるてまずいもんやめときゃあて。私はボジョレ・ヌーボ-飲みたゃーがね。」
「なーにーそれ?」
「きゃあきんになったばっかの新しいワインだがね。イギリスでは全然わだゃあにならんけど、日本じゃみゃーとしどえりゃあ人気だと。」
「ほんじゃあ二人でボトル空けて乾杯しよみゃー。
ちゃっと支度してすぐ出よまい!」
「あれ、今日は通訳の椿姫さんはどこにおりゃーすの?」
「仕事が忙しいでまんだ会社にいりゃーすだがね。可哀相に。」
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(椿姫さんは今夜も帰宅が遅かったですが、約束通り、標準語に訳してくれました)
「メアリーさん、最近寒いから嫌よね~。
それでね、今夜ヒマだったら一緒にパブかバーに行かない?」
「パブ? バー? あ~、そういえば今夜から営業時間が長くなるよねえ?
そりゃr歴史的な日だから行かなくちゃいけないわ、ドロシーさん。
行きましょう行きましょう!
パブなんかすごく久し振りだわ。」
「私だってそうよ。
若いときはよく行ったけど、おばさんはそんなところに行かないものね~。」
「でも、そういえばさっきニュースで言ってたけどさあ、そんなにたくさんのパブやバーがオールナイトで開いているわけではなくて、ちょっと閉めるのが遅くなったくらいの店が多いんだって。」
「そうなの? そりゃ人件費掛かるから儲かるばかりじゃないもんね。」
それで、ドロシーさんはパブで何をお飲みになるの? 私はギネスかなんかにしようかな?」
「ギネス? メアリーさん、あんなぬるくてまずいものやめときなさいよ。私はボジョレ・ヌーボー飲みたいわ。」
「なに、それ?」
「解禁になったばかりの新しいワインよ。イギリスじゃあ全然話題にならないけど、日本では毎年すごい人気だそうよ。」
「それじゃあ、二人でボトル空けて乾杯しましょう。
すぐに支度して早く出ましょう。」
「あら、今日は通訳の椿姫さんはどこにいるの?」
「仕事が忙しくてまだ会社にいるんですって。可哀相にね。」