はじめまして。

言語聴覚士のかなと申しますニコニコ

 

 

全国にいる“リハビリ難民”の方たちの相談窓口・訓練できる場所をつくれたらとの思いから

 

 

「言葉の相談室ぺらけら」を立ち上げました。

 

 

私は言語聴覚士になって10年になりますが、私のリハビリ人生はその前から始まっています。

 

 

私は生まれつき足が悪く、高校1年生の時に大きな手術をして3か月の入院生活を送りました。

 

 

その後も4年間杖をついて学生生活を送り、現在も理学療法士(PT)さんにリハビリをしてもらいながら、

 

 

言語聴覚士の仕事を行っています。

 

 

“リハビリ難民”と初めに書きましたが、この問題は深刻だと私は考えています。

 

 

この国には医療保険制度という立派な仕組みがあり、リハビリも医療保険適応を使えば3割負担でうけることができます。

 

 

しかし、現実は、リハビリを受けられる期間はどんどん縮小されてきています。

 

 

大人の方であれば、

 

 

病気を発症してから、手術をしてから、何日間リハビリを受けることができるかというのが決められていて、

 

 

脳梗塞を発症した方であれば、リハビリを受けることができる日数は発症から180日、整形疾患は150日間となります。

 

 

 

お子さんの場合は、算定に期限はありませんが、リハビリ・療育を行う場所が少ないことから、就学前(小学校に入る前)で

 

 

リハビリ・療育が終了になるケースがほとんどです。

 

 

リハビリが終わるタイミング = リハビリが必要なくなったタイミングではないのです。

 

 

 

なので、私もこれまでにリハビリを受けることができない期間や、質の良いリハビリを受けることができない期間があり、

 

 

その期間に筋力も落ち切ってしまい、現在も完治していません。

 

 

一生のお付き合いであることは覚悟しているものの、足が痛むたびに色々なことを考えてしまいます。

 

 

こんな経験から、私もリハビリの仕事を選んでそこから10年間医療機関で患者さんのリハビリをしてきましたが、

 

 

リハビリ難民の問題が改善することはありませんでした。

 

 

“障害をもって生きること”は想像以上にとても大変なことです。

 

 

またその大変さを助長しているのがこの“リハビリ難民”問題だと私は思っています。

 

 

またこれから、このブログを通して、私の思いや考えを書いていけたらなと思います。

 

 

あまり一度に長く書くのは苦手なので、少しずつ書いていくことになると思いますが、お付き合いいただけると幸いです。

 

 

また色々なご意見がいただけると嬉しいですニコニコ

 

 

「言葉の相談室ぺらけら」はHPやInstagramを窓口としながら、ここでは私の思いや考えのほかに、

 

 

HPにUpする前の情報や、運営の裏側のつぶやきなどを書いていこうと思っておりますので、

 

 

本当にご意見などいただけると嬉しいです!

 

 

宣伝のしかた、場所の問題、料金の問題、、、、問題は山積みですが

 

 

少しでもこの場所を必要としてくれてる人とつながれるよう頑張っていきますニコニコ