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 さてさて今年も行って来ましたよ。春のぶらぶら旅。もちろんいにしえ文庫の岡田則夫さんを訪ねることも忘れずに。アポを取って24日に訪問。3時頃にお邪魔すると灯はついていましたが鍵が。む?携帯に電話すると知人と遅いお昼の最中だと。先に例のカフェ「ベローチェ」に行っててくれと。はい了解といそいそと。

 平日だったんですが混んでいました。いつもの2階に行くとむー空席がない。再び1階の隅っこで待つことに。しばらくしてやあやあと手を挙げながら先生のご登場だ。訪ねてこられた方がお昼がまだだったのでお付き合いしてたとか。前回の訪問は11月30日だったので久しぶりという感はない。

 桜の開花宣言もあったのですがまだまだ寒そうなので薄いコートを着て行って正解。前回奥様に差し上げた新潟のタウン誌にでておられた佐渡の古布のお方は奥様のご友人だったとか。最近のヤフオクに貸本漫画をたくさん出品されていますねと向けると。本線意外切ることにされたとか。

 富山のふろあさんのことも少こしお話を。富山のくすり屋さんのことなども。昭和30年代は新潟の我が家にも来ていましたよ。景品の風船が楽しみだった。新潟の越前浜の毒消し売りのことなども。

 昔レコードコレクターズに書かれていた岡田さんを訪ねて来た高校生二人組のその後の事なども聞きました。もう40代になられているのかな。最近目にする保利さん、毛利さんがそのお二人なのかと勝手に妄想すれど違っていました。

 いつも恐縮されるのですが地元のお酒をお土産に。昨年のげんの良かった新潟の新発田の「菊水」を持参。新発田は長年の探究盤であったSPレコードを入手された場所。思い出に残る土地に違いないからと推測して決定。楽しんで頂けるとこちらも嬉しい所。1時間ほどしてお別れ。中古屋さんを徘徊する。その辺はまた別の機会にでも。早送りでごめんなさい。>>>>>>

 さて次に向かったのは岡田さんに教えて頂いた高円寺の円盤というレコード屋さん。岡田さんがお仲間と隔月にSPコンサートの会場としてる所。オーナー田口史人さんはソノシート、ポータブルプレーヤーのコレクターとしても本を出すなど有名な方。昨年末のタモリ倶楽部にもゲスト出演されていました。音楽だけでなく記録されたものに関心がある方、つまりレコード本来の意味においての。

 新潟にも最近来られていますねと。レコード寄席と称しています。会場の北書店は私の書店時代の後輩S君がやっているんですよと。本に書かれていた三波春夫の新潟博覧会のソノシートについてもお話を。新潟では珍しくないソノシートですよと言ったらやはり新潟で入手されたとか。どんな様子だったのか気になりますと書かれてたので。その新潟博覧会に私は行ってるんですよと。たしか母に連れられて昭和41年頃か中学生だったと。でもなんにも覚えていないんですと。海辺であったような。

 CDのコーナーで地域別に分別されてたのを初めて見ました。カフェコーナーも併設されてるのでコーヒーを頂きながらあれやこれやとお話させてもらいました。すると打ち合わせの老人がお二人来店。む、忙しいそうですね。その間にも物色して数枚購入。年末にまた新潟にも来られるそう。次回はポータブルプレーヤー特集になるとか。楽しみにしておきましょう。今度は私も参加させてもらいます。

 円盤を出てまだ時間があったので吉祥寺に戻り井の頭線に久しぶりに乗車。途中下宿先だった明大前に降りる。行く先はあのキッドアイラックアートホール。信濃デッサン館のオーナーでもある窪島誠一郎さんが70年代に小劇場を経営されてた所。当時いとこがライヴをやったことある。私もすこしお手伝いを。現在は地下にはブックカフェ槐多があります。

 今回は営業日をチェックしてからの訪問。地下のとびらを開けると「こんにちは」の声が。おねえさんがにこやかに。すこしほっとして隅の席に座る。ブラジルサントスをオーダー。もちろんあの当時は喫茶店はなかったのですが。70年代の回想をしながら飲んでいる。するとおじいさんがひとりふらりと入店。あれ?あれ!なんだか窪島誠一郎さんに似ているようだが確信はない。気になるのでしばらく観察。するとかばんから書籍を3冊ほどカウンターに置かれた。む間違いないオーナーの窪島さんに違いないと思い、席を立ちカウンターに。書籍を確認しようとするとおねえさんがご本人さんですと。サインもしますよと。ええそのつもりなんですと購入だ。隣のカウンターに座り窪島さんとすこしおしゃべりを。うわっーラッキー。

 70年代に明大前で下宿生活してたことやキッドアイラックアートホールをお借りしていとことライヴをやったことなど。40数年前のことなど。あの頃は浅川マキさんや長谷川きよしさんのライヴがよくありましたねと。新潟のNさんのことも覚えていらっしゃいましたね。2,3年前に信濃デッサン館をお邪魔したことも。窪島さんの新しい書籍にサインを頂きました。そこにはひとことそえられて。

「会えてうれしかった」

 書名は窪島誠一郎詩集 くちづける 

帯には加藤登紀子さんの。

 恋が終わる時にこそ、輝くように、死者の声は生者の声より響きます。
 「くちづける」の言葉のすべて、ただ黙って抱きしめたい。

 なんとまだ発売前で書店には並んでいないそうです。フライングゲットでいいのかな?

 しかしなんという偶然。あの窪島誠一郎さんにお会いできるなんて。声をかけることも出来、会話ができたなんてね。あの時間にあの場所に行かなくちゃ起きなかった遭遇。家の中にいるだけでは起こりません。明大前物語にまた新しいページが。

 お暇の挨拶をしていったん店の外に出たんですがカメラのあることに気づいてまた戻り、お写真よろしいでしょうか?お店のおねえさんにシャッターをお願い。確認すると写っていないのでもう一度。今度はストロボも光ってOK。また来てくださいとのお店のおねえさんも一枚パチリ。写真をみると原田芳雄さんにも雰囲気が似てるか。

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 興奮しながらも渋谷経由で東京駅に向かうのであった。送り出してくれたかみさんにお土産の東京ばななを買うのを忘れずに。帰りの新幹線の中で今回のぶらぶらを思い出しながら。ぶらぶらレコード&ヒト探しの旅は続くのですよ。

悲しい追伸

 ちょうど私が訪れた26日の同じ日に行かれた方のブログにキッドアイラックアートホールが年内で閉店のお知らせに残念と。む?調べてみるとやはりそうでした。その前にもう一度行かなくちゃ。

 明大前にサヨナラを。