
平凡社 別役 実 東京放浪記 定価1800円 2013年
別役 実には三つの顔がある。一つは劇作家。もうひとつは童話作家。そして私が一番好きな随筆家。いや正確にはづくしシリーズ。のファンであるのが私。ラジオドラマにもなった虫づくしが特にお気に入りだ。
ブックオフで見つけた。定価でも欲しい本だ。嬉しい。いつもの調子とちと違う印象。あまりひねった感じがないぞ。井の頭線のページもあります。私が下宿してた明大前の駅がある。明大前駅と下北沢駅の比較が目を引いた。
街としては「下北沢」の方が大きく、連絡する線としても、小田急と京王ではさして差があるとは思えないものの、降りる客が「明大前」の方が多いのは何故か。これはちょっとした謎に違いない。
と書かれています。
確かに魅力的な商店街としては下北沢。70年代には白百合書店もあったかな。ステレオを買ったいさみや。しかし住む場所としては明大前の方が静かだったような気がする。
私の東京生活は昭和46年から始まって昭和50年春に終りを迎えた。この春40年ぶりに下宿先を訪ねた。