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rhino handmade TOM NORTHCOTT
Sunny Goodge Street:The Warner Bros.Recordings
 
 
1:1941
1941
2:シティーズ・メイク・ザ・カントリー・コールダー
Cities Make The Country Colder
3:サニー・グッジ・ストリート
Sunny Goodge Street
4:ランドスケープ・グロウン・コールド
Landscape Grown Cold
5:ナイト・イン・ザ・シティ
Night In The City
6:北国の少女
Girl Of The North Country
7:ミス・アリスズ・ガーデン
Who Planted Thorns In Miss Alice's Garden
8:ザ・レインメーカー
The Rainmaker
9:ハイ・ホープ
High Hope
10:アンド・ゴッド・クリエイテッド・ウーマン
And God Created Woman
11:ア・ソウルフル・シェイド・オブ・ブルー
A Soulful Shade Of Blue
12:サムバディ・オールウェイズ・ゲッツ・ハート
Somebody Always Gets Hurt
13:エイント・ノーバディーズ・ホーム
Ain't Nobody Home
14:ア・ロング・ウェイ・ダウン
A Long Way Down
15:メイク・ミー・アイランド
Make Me An Island
16:シー・ザ・ティンカー・ライド
See The Tinker Ride
17:ゼアーズ・ノー・タイム
There's No Time
18:サニー・グッジ・ストリート(シングル・ヴァージョン)
Sunny Goodge Street
19:アザー・タイムズ
Other Times
20:ミス・アリスズ・ガーデン(シングル・ヴァージョン)
Who Planted Thorns In Miss Alice's Garden
 
昨年の発売になりますが限定盤だった為入手不可だと思い込んでいましたがまだ入手可能でした。早速購入。
UNI発売のアルバムは持っていて以前SSW/SWAMPの書庫にもアップしております。調べたら・・・下記参照を。
 
60年代でも指折りの特徴的なヴォーカルで陽気な驚きに満ちた魅惑的な旅へと聴く者を誘ってくれるフォーキーな響きを持つ声に恵まれたトム・ノースコット。
彼はおそらく、この時代における最後の、かつ、最大の隠し玉だ。
故郷カナダ以外での彼の活動は、これまで米国で7インチ盤をわずか数枚出すにとどまっているが、ノースコットの音源はどれも素晴らしく申し分のないものばかりだ。
しかし、彼が1966年から69年の間にワーナー・ブラザーズ・レコードのために制作した芳醇で美しい楽曲群に関しては1970年発表のLP『The Best Of Tom Northcott』(カナダのみでリリース)が、そのわずかばかりの手がかりを与えてくれるのみだった。

今回リリースされるこの新たな楽曲集はワーナーからリリースされた彼のほぼ全作品に加え、過去未発表の楽曲も数多く収録して、トム・ノースコットの音楽物語をかつてないほど伝えてくれる。

トム・ノースコットは1943年に生まれ、12歳でギターをマスター1964年にはCBCのTV番組に定期的に出演、ザ・トム・ノースコット・トリオも結成しツアーやレコーディングを行なった。
ノースコットがバンクーバーでリリースした傑作シングルの数々に、惚れ込んだのはプロデューサー兼A&R担当のレニー・ワロンカーだった。
ワーナー・ブラザーズと契約したノースコットが最初にレコーディングした曲は、(ドノヴァンの楽曲をカヴァーした)『Sunny Goodge Street』だった。
レオン・ラッセルがアレンジを、ノースコットとレニーが共同でプロデュースを手がけた。
このシングルはニューヨーク、セントルイス、西海岸全域、そしてもちろんカナダといった地域で頻繁にオンエアされたがそれほど売れなかった。
それから何ヶ月も経過した1968年の2月のことだった。
ノースコットによるハリー・ニルソンの「1941」のカヴァーが、USポップ・チャートにほんの2週間ばかりランク入りし、88位まで上昇した。
それからさらに半年後にリリースされた、ワーナーからの3枚目のシングル「Girl Of The North Country」は、カナダでのみ成功を収めた。 
こうした期待外れの結果を受け、ノースコットはレニー・ワロンカーの元を離れ、英国へと旅に出た。
そこで彼はプロデューサーで熟練のソングライターでもあるトニー・ハッチと仕事を共にした。 
こうした過渡期にリリースされたのが、ワーナー・ブラザーズ在籍時にノースコットが唯一、セルフ・プロデュースしたシングル「Make Me An Island」だ。
レコーディングはワロンカーとアレンジャーのペリー・ボトキン・ジュニアの助けを借りて、ロサンゼルスにて行なわれた。
この「Make Me An Island」は、カナダでのみ大々的にオンエアされた。
ワーナーからの5枚目のシングル「The Rainmaker」は、ワロンカーと、アレンジャーのジャック・ニッチェ、ソングライターのハリー・ニルソンとのコラボ作だ。
悲しいことに、その楽しい気分がスタジオの扉を超えることはなかった。作品が失敗に終わると、ノースコットは3年続いたレーベルとの関係に終止符を打つこととなる。
同年、ノースコットはMCA傘下のUNIレーベルよりニュー・アルバム『Upside Downside』を発表。
しかし、作品の質とは裏腹に、チャートには届かなかった。
UNIの売り方に失望したノースコットは、1972年にふたたびワーナーに戻り、またもやカナダ限定のシングル(「The Last Thing On My Mind」、カップリング曲は「Ask Me No Questions」)をリリースする。
以降、彼は時々思い立ったようにギグやレコーディングを行ない、以前のように自分の作品をリリースした。
制作にずいぶんと時間がかかってしまったが、ワーナー・ブラザーズ時代の作品を集めたこのコンピレーション・アルバムが、彼の知られざる素晴らしき芸術性をより深く知る機会を与えてくれることだろう。

トム・ノースコットの作品に寄与した人たち
ハリー・ニルソン/レオン・ラッセル/ペリー・ボトキン・ジュニア/ジェームズ・バートン/ジャック・ニッチェ/ランディ・ニューマン/ジェリー・ラガヴォイ/ロン・エリオット/トニー・ハッチ/ジャッキー・トレント など