

東芝音工 FP-80051 \2000 1970 エルトン・ジョンの肖像
SIDE 1
1. うつろな空
2. ヴァル・ハラ
3. ウェスタン・フォード・ゲイトウェイ
4. 2000年の讃美歌
SIDE 2
1. 恋人よ明日って何
2. 帆船
3. 絞首台
4. スカイライン・ビジョン
5. ガリヴァーの追想
いつ頃購入したのかはっきり覚えてはいないが1975年の再発の際にジャケが変更されたのでそれより前というのは分かりますが。次のセカンドに比べるとなにか散漫な感じをうけたものだ。そんななかでハープシコードの美しいスカイライン・ビジョンはなにか印象的でした。全体を通してみるとA 面1曲目のうつろな空とスカイライン・ビジョンは対になっているような歌詞だ。自由を求めてる人間と鳥、今は閉じ込められてはいるがアイ・シャル・ビー・リリーストか?
でも今聴くと面白いと思うのがラストのガリヴァーの追想だ。歌の部分が終わったあたりで突如フォー・ビート?のジャズが突然現れてえっ!と。エレキ・ギターはジャズ風にはしてませんが。そこんところがすごく楽しいです。続いてエルトン・ジョン自身の歌の断片をコラージュ風にして最後まで続いて行きます。
この頃はまだ相棒の作詩家はバーニー・トーパンと表記。それにしても変更ジャケはいけませんでしたね。ぜったいオリジナル・ジャケの方が好みです。昨日寺田寅彦の伝記を読み終えましたがあの人も装丁にはすごい拘りのある人だったんですね。なんだか嬉しくなりました。私もジャケにはこだわる方なので。
原題もEMPTY SKYと暗いのである。うつろなお空というより虚しい空だ。エルトン・ジョンもバーニー・トーパンの青春もそうであったか。いや青春とはみなそうなのでしょう。70年前後の若者はみなそんなふうに感じてしまうと曽我部恵一さんも言ってたなー。はっぴいえんどやURCの若者をさして。
UKオリジナル盤もあったはずなんだが見当たらない。売ってしまったか。 キャッチ・コピーはロック・エイジの吟遊詩人でしたね。ドノバンいらいでしょうか吟遊詩人って。
でトータルに見るとあの頃はなんだかなと60点位かと思ってましたがこうして聴き直すと70点くらいというか私にとって合格点の70点のアルバムに昇格しました。今までよく聴きこんでなかっただけでしょうか。