「ワイルド・ワンズ 夕陽と共に 1967年」
 
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東芝音工 CP-1004 \370 1967/5  ザ・ワイルド・ワンズ 夕陽と共に 可愛い恋人
 
小さな倖せ/風よつたえて(1967年2月5日)
 
夕陽と共に/可愛い恋人(1967年5月5日)
 
どうも二作目「小さな倖せ」の印象がない。
 
「想い出の渚」の次は「夕陽と共に」になってしまってる。
 
あとで聴いたが曲が弱い。
 
その理由も判明した。
 
以下加瀬邦彦の回想です。
 
2作目は「小さな倖せ」っていうんだけど、あれはイヤだったね。
 
東芝のディレクターとはすごいケンカをしたんですよ。
 
実は1作目の時もね、ディレクターは「ユア・ベイビー」の方をA 面にするって言ったんです。
 
ワイルド・ワンズは知名度が低いんだから。
 
「ユア・ベイビー」はブルー・ジーンズでやってて知名度があるから、こっちの方が安全パイだ、って言うわけです
 
よ。
 
ボクは「ブルー・ジーンズでやってた曲はそのイメージがあるからよくない。絶対「想い出の渚」だ。もしダメなら
 
俺辞めてもいい」ってケンカしたの。
 
それで「想い出の渚」をA 面にしたら、ヒットしたでしょ。
 
そしたら2曲目はオレ(ディクレクター)の言う事を聞けって言われて、続編みたいな「小さな倖せ」を出したんです
 
けどね、「想い出の渚」の3分の1くらいですよ、余勢で売れただけで。
 
僕としては3曲目に出した「夕陽と共に」、あれを2枚目に出したかったの。
 
それはちゃんと計算があって、「想い出の渚」の次はゴロンと変えて植田(芳暁)の歌で出せば、「あ、ワイルド・
 
ワンズってのはああいうのもやるし、こういうのもやるんだ」っていうことで曲調についても幅を出したかったの
 
ね。
 
「夕陽と共に」は「想い出の渚」を抜けないかもしれないけど、ワイルド・ワンズを絶対大きくするという確信が
 
あったんですね。
 
 
なるほど印象が薄いわけだ「小さな倖せ」
 
ベスト盤にも収録されてはいない気がするけど。
 
私自身は「想い出の渚」より「夕陽と共に」の方がだんぜん好き。
 
植田芳暁のあの声がいい。
 
東芝の間抜けディレクターは今どうしているんでしょうか?