

珍しいカセットが出てきた。なんと浅川マキがNHK-FMの二人の部屋に登場したのだ。早速毎夜きっちりとカセットに録音した。毎回15分の2週間にわたって放送された。
たしかその頃発売された本「幻の男たち」を朗読したり。新たにゲストを迎えての回もあったりして。
もちろん曲も流れる。レコード音源でないのもあったりして貴重かも?カセット2本分。
1984年か1985年頃か?毎回頭は「こんばんわ、 浅川マキです。」で始まる。
第1回目は「部屋」本「幻の男たち」の「部屋」からの話し。第2回目は「寺山修司」去年亡くなったと言っている。
ライヴ・テープより「マイ・マン」それに「ふしあわせという名の猫がいる」も聴ける。第3回目は「日劇ミュージック・ホール」について殿岡ハツエ、アンジェラ浅丘なんて名前も出てきたりして。
二度目に出演した1970年に若林美宏がいた。11PMのベッド体操(懐かしい!)のお姉さんでしたね。彼女はビルの上から身をなげて自らの命を絶った。後日マキは1枚の差出人の名前のない一通の葉書を受け取る。そこには
「ミヒロハ、モウイチド、オシゴトガ、シタイノデス」と書かれていた。
第4回目はゲストに「本多俊之」を迎えて対談も本多俊之のピアノに合わせて長谷川きよしに提供した「ネオン輝く日々」も披露、貴重だ。
第5回目は野坂昭如黒の舟唄のオリジナルは野坂昭如ではあるが。
第6回目はビリー・ホリディのデモ・テープとジャンヌ・モローの「エヴァの匂い」セシル・モンローからもらったというビリー・ホリディのデモ・テープがかかる。それと新宿の酒場のママとジャンヌ・モローの「エヴァの匂い」本にも書かれていた。
第7回目は「渋谷毅」渋谷毅はマキの最後となった名古屋でのライヴでもいっしょだったのだ。3日目はまだ来ないマキ抜きでスタートしたらしい。セシル・モンローと3人のステージだったそうだ。
第8回目は「京大西部講堂」77年11月。元気のいい人と泉谷しげるがゲスト。
第9回目はゲストに原田芳雄。原田芳雄のライヴで浅川マキがこっそり録音したカセットを流す。美空ひばり「拳銃ブギウギ」も聴ける。りんご追分の話もあり。
ラストの第10回目は生まれ故郷「北陸」のはなし。南里文雄のラスト・レコーディング「ロンサム・ロード」はレコードから。
暗い目をした女優、杉田弘子についても。