トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)/新潮社
¥620
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本日紹介するのは、


マーク・トウェインさんの『トム・ソーヤの冒険』です!



〈あらすじ〉



ポリー伯母さんに塀塗りを言いつけられたわんぱく小僧のトム・ソーヤー。転んでもタダでは起きぬ彼のこと、いかにも意味ありげに塀を塗ってみせれば皆がぼくにもやらせてとやってきて、林檎も凧もせしめてしまう。ある夜親友のハックと墓場に忍び込んだら…殺人事件を目撃!さて彼らは―。時に社会に皮肉な視線を投げかけつつ、少年時代をいきいきと描く名作を名翻訳家が新訳。



〈ドジーのここがオススメ!〉



今さら紹介する必要があるのかと突っ込まれそうですが、あえて『トム・ソーヤの冒険』を紹介したいと思います。


おばさんに頼まれた塀のペンキ塗りを友達にやらせて、さらに食べ物やおもちゃまで貰う話は有名でしょう。


さて、なぜそんな有名な小説を今さら紹介するのかというと、


「小学生のころに青い鳥文庫などで読んだ人もいるかもしれませんが、ぜひとも新潮文庫版を読んでもらいたい!」


という気持ちからです。


新潮文庫版トム・ソーヤは柴田元幸さんよって翻訳されているのですが、はっきり言って大人向けの小説です。


トム・ソーヤと聞くと児童文学のイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。


読めばわかりますが、小学生が読むにはいささか難解な文章です。


巷に溢れているエンタメ本と比較しても難解です。(翻訳本だからでもありますが)


ですから、読み応えは結構あります。



しかし、読み応えがあるから紹介したわけではありません。(理由の一つではありますが)


一番の理由は、


文章表現が抜群に上手いからです!


一部本文を抜粋します。


『トムはのんびり快適な時を過ごし、話し相手にも事欠かず、塀には三度漆喰が塗られた! あれでもし漆喰が尽きてしまわなかったら、村じゅうの男の子を破産に追い込んでいたであろう。』


これはあの有名な塀塗りの場面です。


どうです?


アメリカ人らしい文だと思いませんか?


こんなインテリジェンスを感じさせる文があちこちにちりばめられているんです!



内容はもちろん面白いですが、是非文章に注目して読んでもらいたいです。



余談ですが、作者のマーク・トウェインさんの名前(ペンネーム)の由来は某ネズミ王国の蒸気船に乗ると教えてもらえますよ♪



トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)/新潮社
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