ここはどこ？
そこにいるのはだれ？
どうしたの？
『なんでもないよ』
どうして、ここにいるの？
『やることがあるんだ』
ひとりで？それはなに？
『わからないよ。そんな気がするんだ』
きみはだれ？
『ぼくはきみだよ』
え？いつからここにいるの？
『ずっと前からだよ』
『ここは誰も来ちゃいけないんだよ』
『ここを守るのは少ない人数でいい』
『ここを理解できるのは限られた人でいい』
『いいんだよ、ぼくのことはほっといて』
いやだよ。僕もひとりでここに来た
せっかく会った
僕はきみが気になるし･･･
『ありがとう』
『気になる？･･･一時的でしょ？』
『いいよ。ぼくが待つのは･･･』
『きみこそ。どうしてここに来た？』
わからないな･･･気付いたらここだった
『どうしてぼくを見つけた？』
見つけた？僕がきみを見つけた？
きみが見つけたのではなくて？
ぼくも、ここになにかあると思ったのかな･･･
きみが待つのはなに？
『僕が待つのは･･･永遠』
永遠？永遠のなに？
『永遠のなにか･･･』
『ぼくにもわからないよ』
『だからどうしたらいいかもわからない』
『でもここには何かあって、必ず答えが出ると思ったの』
『それだけは信じてるんだ』
永遠･･･？永遠のものなんてあるの？
『あるよ。』
『永遠のなにか』
『ぼくはそれが合っているのかを確認したい』
『ぼくはきみを待っていたのかな･･･』
『きみはぼくに永遠を教えてくれるのかな･･･』
『そんなわけないな。きみはきっと。ここにずっといてはいけない』
僕はきみに会うためにここに来たのかな。
僕も知りたいな･･･永遠のなにか･･･
きみとここに居てもいいのかな･･･きみはそれを望むかな･･・
きみは。ぼくはきみだよ、と言った･･･
僕にはよくわからないけど
きみのそばに居たいな、という事だけではダメなのかな
『きみはいつかここを出ていく･･･もちろん。それでいい。』
『ぼくはここに居て、答えを見る事を選択したんだ』
『きみはきっと去っていく･･･』
『いつかの誰かの様に･･･今までの誰かの様に･･･』
どうして今。
ここできみを見つけたんだろう
それに意味があるなら、みつけるまでここに
みつけられなければ、ずっとでもいい
きみの見るものを。なぜか共に見たいと思っている
そのために来たのかもしれないと。
なんとなく、そう思う
きみはぼく。ぼくはきみ。
想いは同じ･･･深い確認はしない。
しなくてもいい？する必要がない？
信頼が繋ぐ・・・
信頼が無限を産む･･･