明日が来るかわからないから。
今日の瞬間にすべてを。
かけられる言葉の質を。
心の温かさの限りを。
そっと包む。棘のある肩
見つめる。涙をしまい込んだ瞳
触れる。奥の方の本当の気持ち
誰にも言えない言葉
誰にも理解されないかもしれない苦しみ
誰にも見えない様に隠した罪
誰にもわからない様に振る舞う姿
誰にも知られてはいけない事
そのすべては、
ひとりで持たなくてもいい
誰かに渡してもいい
それを見るのは今?そのために会った?
どう思う?
ひとりでもいいよ。
でもひとりじゃないのもいい。
わたしに少しだけ見せている本当のあなたが
わたしに問う。
『本当に見てくれる?』
『本当に見捨てない?』
わたしはあなたに問う
『本当に見てもいいの?』
『本当に私を信じられる?』
その繰り返し。
わたしは待っている。ずっと。