使用曲についてはまだまだ書きたいところですが、世界選手権始まっちゃったので、
ここで衣装の話を。
衣装もとても重要だと思います。
目に見えるものですから、その衣装でストーリーも、世界観も、個性も表すことができます。
衣装の好みもあると思うんですけど、ヒラヒラ系、キラキラ系、かっちり系、
各選手自分の似合うものをよくわかっていると思います。
ストーリーを演じる曲を選ぶ選手は、そのストーリーに沿った衣装を準備して来ることが多いようです。
わかりやすいとこで言うと町田君の「火の鳥」。
火の鳥以外何物にも見えません。
ケイトリン・オズモンドの「クレオパトラ」。
ネックレス(様の装飾)がすごいです。
ユリヤ・リプニツカヤの「シンドラーのリスト」。
私は映画をあまり見ないのでこの映画も知らないのですが、冒頭に出てくる赤いコートの女の子がモチーフなんだそうです。
李子君の「コッペリア」。
彼女は顔がかわいいのでなおさらですが、本当にお人形みたいです。
男子はあんまりおいおいっていうくらいの衣装はないので、あまり印象に残らないのか、
どうしても女子の話が多くなりますね。
番外編
カロリーナ・コストナーは、今シーズン序盤はフリーが「シェヘラザード」でした。
その衣装がこれ。
オリンピックのエキシビションで滑ってましたが、頭にお雛様みたいなの付いてますよ。
ちなみに、真央ちゃんがシェヘラザードをやった時の衣装がこれ。
エヴァン・ライザチェクのバンクーバーオリンピック金メダルの時。
燃えすぎて黒焦げだよこれじゃ。
安藤美姫は、本当に衣装に対してこだわりを持ってたと思います。
衣装だけでなく、メイクにも。
一時期はネイルにもすごく凝ってたと思います。
さすがにネイルは、転んだ時に危ないと思ったのかここ何年かはやめてましたが、
いぜんは魔女みたいな爪でしたよ。
いつも試合で見るときは、「これは怖いんじゃないの~?」と思うくらいのメイクでしたが、
最近バラエティーに出ているのを見ると、意外とナチュラルメイクだな~と思いました。
つまり、試合では舞台用のメイクだったってことですね。
彼女は長いことトヨタ自動車の所属だったので、
金銭的なサポートにも恵まれていたんだと思います。
衣装一着作るのにもお金かかりますからね。
バンクーバーオリンピックのシーズンのフリーは「クレオパトラ」でしたが、
その時の衣装です。
どうぞご覧あれ。