メキシコという国は、日本人にとってはそんなにマイナーな国ではないと思うのですが、

実際のところは、メキシコがどんな国か知っている人はとても少ないでしょう。

 

そんなメキシコに2015年に移住してきたわけですが、なぜメキシコ??というところ

は、30余年ムカシに遡ります。20代半ばだった私は関西の大学でスペイン語を

専攻した後、スペインのグラナダ大学に2年ほど留学し、ロンドン、それからわけあって

スイスのルツェルンに暫く暮らしてから日本に戻り、フリーランスでスペイン語の通訳を

目指すべく悪戦苦闘していました。そんな時に、当時メキシコのアグアスカリエンテス州

に工場を立ち上げた日本の自動車メーカーから、その工場の通訳職のオファーを

頂いたのです。

それが実質的には私のスペイン語通訳のキャリアの始まりであり、メキシコという国に

最初に来ることになったきっかけです。その時は約2年そのメーカーで通訳として使って

頂き、主に逐次通訳としてのノウハウを得たわけです。

 

インターネットのない時代のことを今思い返すと、どうしてたんだろう、って思うことが

多すぎて、どうしてたのかもはや思い出せません(笑)。電話も持ってなかったんです。

って、ほんとにそんな生活してたんかい、ってかんじ。

 

通訳として思い出すのは、おっもたい紙の辞書持ち歩いてたことでしょうか(笑)

 

で、それから長い時が流れ、ワタシも人生の紆余曲折ありましたが、息子が九州の

大学に入学し、当時暮らしていた名古屋のマンションで一人になった時に、相変わらず

息のしづらい日本に留まる必要性を感じられなくなっちゃったのです。

 

とは言え、息子は大学入ったばかりなので、シングルマザーである私は働く必要が

ありました。ところが、ネット上にはスペイン語通訳職のオファーがいくつもでており、

そのほとんどがメキシコに拠点を持つ日本企業だったのです。

そしてその内の一つが今年の7月まで6年勤務した自動車部品メーカーでした。

オンライン面接、試験を経て、Visaを取りメキシコに来たのが2015年10月1日のこと。

それから丸6年が過ぎ、その間にいわゆる還暦も過ぎちゃいましたが、もはや

全く日本には帰る気のないばばあです(笑)