ブビンガの一枚板 | そこねハンターのブログ

ブビンガの一枚板

この前、新木場の工房や材木屋、ショップ、博物館、展示場などを色々巡って木の一枚板について大分詳しくなってきました。

そして、ブビンガの木の一枚板を購入しました。幅は90㎝強ですが直径130㎝ぐらいのブビンガの木から伐り出した板をウレタンで処理されており、恐らく300年ぐらいかけて巨木に成長したブビンガをアフリカから昔日本に輸入して、豪快にテーブルに加工したものだろうと思います。

 

昔、昭和で日本が高度経済成長だったころ、結婚や引っ越しなどのタイミングで大量に家具を買うのは普通の事でした。一軒家には和室の応接間があり、大木を豪快に使った一枚板の座卓などがありました。しかし、時代が経つにつれて生活スタイルが変わり、住宅は小型化して応接間に座卓を置くという文化がもうなくなり、ニトリやIKEAなどのような低価格でミニマルな家具が主流になりました。そして2017年にはブビンガはワシントン条約で輸入規制が入り、新品の大きなブビンガは手に入りにくくなっており、今市場に出回っているもの以外に供給は途絶えつつあります。


ここで、本ブログの投資や資産運用という観点においては、家具というのはオルタナティブ投資のジャンルとして確実に存在しています。英国不動産コンサル大手の Knight Frank Wealth Reportがワイン、アート、コイン、家具、時計、クラシックカーなどの長期リターンを毎年まとめていますが家具の過去10年の投資リターンは140%です。


 

IKEAの本社があるスウェーデンなど北欧においても、IKEAのような家具とは対称的にデザイナー家具が投資対象として高騰しています。

 

私も何か自分なりな方法で家具を投資対象に組み入れられないか考えた結果、日本経済がバブルだったころの応接間で使われていたが生活様式の変化などでつかわれなくなったブビンガの座卓を入手して、現代の生活様式に合わせて再解釈し、ダイニングテーブルに改良して使うという戦略を考えました。

 

ブビンガの一枚板テーブルは新規で入手しようと思うと、2017年以前に輸入されて材木屋で保管されていた在庫の原木を探す必要があり、まず原木が希少になっています。探すのが大変で見つかっても100万円以上して、それを加工して表面処理するのに数十万円かかり、テーブル脚に輸送を入れていくと200万円位になってしまったりします。

昭和の頃も日本は高度経済成長で、ブビンガの座卓も軽自動車1台分ぐらいの値段がしました。それらは和室の応接間で例えば普段はカバーをして大事に保管されてきたりして状態がいいものもあります。時代の変化でやたらと重い(うちのものも推定70㎏)し生活様式も変わったのでもう使わないということで手放す方も一定数いらっしゃいます。そういうのを買ってきてテーブル脚は別途発注して来週以降に納品されますがFlexispotの昇降テーブルにします。

 

子供の学習のローテーブルにもできるし、食卓にもなるし、立ち飲みやスタンディングデスクとしても使えるという形にする予定です。使い込むごとに少し傷もついたりするかもしれませんが、将来、表面を削ってオイル処理するなどの衣替えもできるので、我が家のシンボルマークとして長く使い、出来れば子供に気に入って引き継いでもらって世代を受け継いで長期に使って貰える優良な資産となっていくようにしたいです。