UNERRY(5034) | そこねハンターのブログ

UNERRY(5034)

以下の4つの理由により現在は中長期投資の好機に位置していると考える。

第1に需給面での株主構成改善である。上場当初はベンチャーキャピタル保有株の売却圧力が株価の重石となっていたが、現在は大口VCの持分は整理され、創業者と安定株主が増加している。株主構成は短期資金主導から中長期志向へと移行しつつある。

上場時に上位だった主なVC・ファンド
・みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合
・CQベンチャーズ株式会社
・SMBCベンチャーキャピタル系ファンド
直近有報の大株主(例:2025年6月期)
・創業者
・UC AIR(資産管理会社)
・三菱商事
・日本カストディ銀行(信託口)
・日本マスタートラスト信託銀行
⇒上場時のVC・ファンドが見られない

第2にマルチプルの低下である。成長率が維持される中で評価倍率のみが縮小しており「期待剥落後の実力評価局面」であり、リスク・リワードは改善している。

決算期 BPS(円) EPS(円)    年間高値
2021/6 211.21  ▲58.89    ―
2022/6 249.73   45.96    ―
2023/6 310.53   2.69    4,935
2024/6 438.88   18.63    5,700
2025/6 539.66   89.15    3,245

第3に粗利率の改善である。売上総利益率は長期的に見て改善傾向にあり、約40%水準まで上昇している。

2022年6月期 売上高:1,446,325 売上総利益:545,839 粗利率:37.7%
2023年6月期 売上高:2,076,737 売上総利益:702,755 粗利率:33.8%
2024年6月期 売上高:2,834,907 売上総利益:1,065,567 粗利率:37.6%
2025年6月期 売上高:3,726,133 売上総利益:1,464,860 粗利率:39.3%

第4に直近上半期の業績前年比減による株価下落である。ブログウォッチャー買収はデータ基盤拡張による成長加速エンジンの取得でありデータ量拡大と顧客基盤統合によるシナジーが顕在化すれば、利益率は改善する余地が大きい一方で株価は嫌気して下落している。

以上を勘案し、中長期的観点から見て底値圏である可能性が高いと考える。