玩賞品大判 | そこねハンターのブログ

玩賞品大判

万延大判金玩賞品を手数料込みで大体40万円余りで落札しました。江戸時代の大判を明治~昭和ごろに再現したものが玩賞品だそうなので本物ではありません。本物ではありませんが量目から逆算すると本物の金が30g程度含まれており田中貴金属の金小売価格g21000円を考慮すると地金だけで63万円の価値があります。銀も含まれていますし工芸品的な価値もあり地金より価値があると言われていますので、40万円で買えたのは地金より4割近くも安くお買い得だったのかもと結論づけてもいいのではないかと思います。

 

地金価値にプレミアムが乗った希少なアンティークコインを狙うのが王道と言われておりますので、玩賞品というのはコレクターの世界では王道ではないナナメなものかもしれませんが、市場価格ではなく市場価格よりも安く買える点ではETF等よりも投資妙味はありそうな気がします。

別の観点で見ているのは昭和60年の1万円銀貨というのがあります。これは20gの銀が含まれており、260円/gの銀価格をかけると5200円の地金価値がありますが法定通貨としても1万円で使えます。これのブリスターパックに入ったものが大体12000円位で買え、時々1万円を割るような価格のものもあります。1万円の価値は底堅く、2000円をオプション料金、無期限で銀地金価格が2倍以上になれば利益が出る銀オプション商品のような位置づけで買うことはできそうです。