価値がありそうな実物資産を求めて
資産を多様化させインフレへの耐性を持たせるべく実物資産を組み込みたいと思って昨年ごろから実物資産の購入に取り組んでいます。実物資産というと代表的なものでは不動産や貴金属ですが、それ以外にコレクタブルとしてアンティークコイン、美術品、切手、高級家具、クラシックカー、ワイン、ウイスキーなどがあります。
この中で私は健康促進のためお酒は控えているし、クラシックカーは昔保有していてメンテナンスが大変でした。切手は郵便市場の縮小で若い人が興味を持たなくなっているような気がしますし、貴金属は金や銀の地金を昔から持っていて、取り組みやすいのがアンティークコインでしたので、金貨や銀貨を昨年以降、けっこう買い進めてみました。
アンティークコインの次に美術品を集めてみようかと思いまして取り組んでみました。高価な絵画を買うのではなく、埋もれているけど本当に価値があるものを安価で手に入れるにはどうしたら良いかというのを考えました。
まず純銀を使ったレリーフで材料に使われている銀価格よりも銀工芸品が安く売られているような気がしたので5~6点購入しました。ただ1500円の純銀が使われているものを1300円で買っても損するリスクは抑えられるものの資産の価値保存にはなりません。
次にティンガティンガをヤフオクで見かけて購入しました。1990年代に有楽町、名古屋、四国などの美術館で展示履歴がある有名な作家さんが描いた立派な絵画ですがなぜか安く売られており1万円でした。次に購入したのは著名なアートギャラリーで紹介されている作家さんの作品をヤフオクで調べて安く売られているものがないか探して5点ほどミクストメディアの原画、版画、絵画、リトグラフ等の作品と5点ほどのNFTを購入しました。
分かったことは驚くほど安く放置されている美術品は多く、富裕層が集まるオークションなどとは同じようなものでも市場が違えば価格差が大きいという事です。価値の保存という観点ではオークションで1個も作品が買えない位の金額ですが、5点を15万円程度の美術品を買った方が仮に贋作が1個混じっていたとしても安い(原画については見分けがつくので贋作はありませんが。。。)という事です。
私に美術品の知識が不足しているのを認識したのと、美術品はかさばるので何個か買うとすぐに壁が一杯になってしまい置く場所がなくなります。そこで、アートブックを集めるという作戦に切り替えました。アートブックは高い精度の美術印刷が適用されて凝った仕様の本が限定部数で発行されているものが多数あり、紙の製本市場の縮小により今後コストが上昇して、作家の人気と共に希少性と人気が高まっていく可能性があります。
そういうわけで、印刷技術が評価されて賞を受賞したアートブック、新進気鋭の作家さんの350部とか500部限定のアートブックや、絶版となっている展示会の目録やアートブック、ヴィンテージの和紙の見本帖、古地図等色々な本や書物を10冊ぐらい購入してきました。作品集などには何十個の作品が凝縮して掲載されているので見ていて楽しいです。高額なものがなく大けがしにくいので、本棚が一杯になるまでもう少し価値がある本を買い進めてコレクションしてみたいと思います。