地方自治1000円銀貨の価格 | そこねハンターのブログ

地方自治1000円銀貨の価格

金持ち父さん、貧乏父さんで有名なロバートキヨサキさんですがXの投稿で銀は最高値を下回っており、今年中に3倍になるだろうというような銀推奨のコメントを良く発信されています。少しのお金があったらそのお金で銀貨を買ったらよいと言っています。円やドルはだめだ、金や銀やビットコインを持ちなさいと。

 

実際、米ドルとか日本円とかの紙幣やお金は政府がいくらでも刷ることができるんですね。金や銀やビットコインは供給量が決まっているのでそういうことはありません。朝ドラの「あんぱん」を見ると明治時代には1銭であんぱんが売られていたのに今は200円だから100年で20000倍にインフレしているんですね。ですから日本円の価値というのは円に対して1/20000になってしまいました。

 

ロバートキヨサキさんの言うとおりに貯金で銀貨を買おうと思いました。そして購入したのは60周年地方自治銀貨47都道府県セットです。245000円で1枚当たり単価は5200円となります。この60周年地方自治銀貨ですが、31.1gの純銀で純銀はgあたり170円位で計算すると単価は5287円、47枚だと248400円で地金とほとんど変わらない金額で購入できます。

 

造幣局が誇る高度な彩色技術がふんだんに使われており、単なる銀地金の塊ではなく、工芸品としての価値も秘めています。最近の同様の1トロイオンスのカラー銀貨は13000円位で販売されており、似たようなものを純銀以下の価格で作るのは無理です。更に発行枚数が10万枚など少ないので東京など人気がある都道府県はプレミアムがついているものもあります。

 

地金コインと地方自治1000円銀貨の価格推移をみると以下の図のようになっており、元々はプレミアムが乗っていましたが今は純銀の地金型コインと同じぐらいの価値になってしまいました。銀価格がここから上昇していくのであれば地方自治もそれにプレミアムを乗せた価格で反転して上昇していくイメージが持てます。


 

銀コールオプションのようなもので銀価格が上がればアップサイドが狙えると考えますし、上がらなくてもコレクタープレミアムが多少あれば5000円位の価格は維持する可能性もあり、価値の下支えが2重である点でただの銀の塊を買うよりも有利かもしれません。

以上の考察により、地方自治1000円銀貨をセットで買っておくのは悪い選択ではないと思われ、購入に至りました。なんですが、冷静に考えると純銀投資信託(1542)の方が1㎏14120円という値付けで現物より安いので、こちらの方がお得感があるような気がします。時々、ETFよりも現物の方が安いという時期もあるのでそういう時は60周年自治銀貨とかでいいような気がします。