日本貨幣カタログ | そこねハンターのブログ

日本貨幣カタログ

貨幣カタログ2025年版を購入して2024年と価格を比較してみました。

 

旭日50銭銀貨 並品が1000円→1500円

小型50銭銀貨 並品が400円→650円

 

この2つの銀貨は2024年にカタログ価格を平均単価で結構買い続けてきました。500枚程度は購入したと思います。50%以上値上がりしたので大成功と言えます。銀の含有量に170円/gの単価をかけると旭日50銭銀貨が1377円、小型50銭銀貨が605円となりますので銀価格の上昇とともに地金の価値が高まった結果です。

 

今一つ思惑通りに価格が伸びなかったものもあります。

 

鳳凰100円銀貨 並品が250円→250円

 

350円位の単価で500枚ぐらい銀行ロールの未使用の状態が良いものを買い進めましたが、銀の含有量に170円/gの単価をかけると489円になりますので、地金の価格上昇を反映していません。100円銀貨は廃止になっていませんので銀行へ持ち込むと100円になってしまいますし、国内で溶かして銀にすることも法律で禁じられていてできません。一方でヤフオクなどでは400円程度の単価で取引されており、海外へもっていって溶かしている人がいるのかもと思います。

 

金は現在14000円/g位の単価で計算すると新20円金貨や新10円金貨は地金価格割れです。しかしオークションなどではやはりそれなりの地金価格を上回る金額で取引されています。

 

傾向として地金の価格上昇につられる形で金貨や銀貨の価値が後から上がっていくという事で良さそうです。コインの方が価格は安定しているので金属価格が安いときは貨幣学的に価値が高いものを、地金が上がっているときは地金のようなものを買っていても良さそうでうまくタイミングを取りながら良いものを集めていきたいと思います。