1990年の160.2円 | そこねハンターのブログ

1990年の160.2円

ドル/円だが1990年に160.2円と言う円安水準があるが、そこまでサポートがない。為替介入は一回ぐらいあるかもしれないが、160円ぐらいなっても不思議ではない。金融緩和は続けざるを得ないし、介入の余力がそれほど残ってないので円安が止まるシナリオが思い浮かばない。


今年に入って長期のドル建ての資産は増えておいるのだが、円建てのキャッシュフローはドルに更に資金を回していることもありカツカツで資金繰りが苦しい。ドル建て保険などは円安で保険料の支払いが増えてしまい、保険金が必要以上に多くなってしまう。不動産は評価額は上がっているが家賃を値上げしているわけでもなく何か苦しさはある。


円安の対策は個々人でやるとしても、こんなに急速に円安が進むと、今後色々なところで社会全体に歪みが出てこないかはやや心配。今後起こることは製造業の大復活、外国人観光客が国内に溢れる、エネルギーや輸入品を中心とした物価上昇、と言うところぐらいまでは分かる。


その先は良く分からないのだが、今は取り敢えず見えてる範囲の将来を予測して先回りして備えるしかなさそう。為替介入を警戒しつつ介入かあればドルを買う。ドルに資産を振り分けて、国内株式は製造業やインバウンドに。不動産は円売りポジションとして借入金は増やせるなら適度に増やす。