5984 兼房 | IPOセカンダリJ型株に関する考察

5984 兼房

今回の四季報を読みこんで選定した1銘柄が5984兼房でした。理由は以下の通りです。

 

①想定為替レートが115円で今のレートに対して20%以上保守的

②海外売上比率が48%で北米も多い

③第一四半期の経常進捗率は45.6%

④直近の決算において原価率が改善している

⑤1Q時点で為替差益を計上しており2Qでも拡大する公算が強い

⑥配当利回り4%超、PER7倍、PBR0.41倍と割安感がある

⑦過去の円安局面ではいずれも株価水準は1200円を超えている

⑧時価総額は110億円で出来高も大きくなく上値余地は大きい

⑨上方修正が見込まれる

⑩チャート位置で株価水準が低い

 

今回のように10個買っても良いと思える合理的な理由が挙げられる場合、過去の実績では私の中では成功確率の方が失敗確率よりも高いケースが多いです。ただ、私は結構外れることもあります。また、私の銘柄手順は以下のような感じです。


①取りあえず買う

②調べる

    (買わないと真剣に調べない)

③さらに買う

④調べる

    (買い増さないと真剣に調べない)

⑤聞く

⑥買い増す

⑦書いたり人の意見を聞く

    (買わないと書いたり言えない)

⑧待つ


買い増す上限は1日の出来高の1/3ぐらいにしているので出来高が小さいとすぐに規定量に達します。規定量に達したあとは⑦とか⑧の手順でブログに書くというのはこの段階で、すなわちポジショントークです。


今回も静かに年内1500円の水準を目指して見守りたいです。ただし、為替が年内に150円を超えるという前提に立った際にこの会社が良いと思うのですが、大きな円高になった場合などはこの限りではありません。