ポイントサイト経由で不動産会社と面談
ポイントサイト経由で不動産会社との面談を始めています。大体勧められるのは以下のような案件です。
①源泉徴収票で年収500万円程度、勤続年数3年ぐらいが求められる
②不動産と提携ローンの30年フルローンがセットになっている
③金利は2%
④物件は都心の賃貸付けが良さそうなエリアにありワンルームで2000万円位
⑤表面利回りは5%弱
さて、この場合ですが金利2%で30年も2000万円のローンを組むと2661万円で661万円が金利になります。金利上昇分として200万円位は余裕を見ておいたほうがよく861万円が金利になります。話を分かりやすくするため、表面利回り5%で100万円の家賃収入になり30年続くとして3000万円になります。税金や経費の20%は管理費や税金などで持っていかれるとして20万円の経費が30年続くとして600万円になります。仮に30年後の売却価格を1000万円とします。フルローンなので初期投資はゼロですが、30年後には539万円残ります。
仮に2000万円のうち頭金を50%入れて金利1%で調達して1000万円のローンを組むと頭金とローンの返済合計は2158万円です。
他の条件を同じとすると、初期投資は1000万円で30年後には1242万円残ります。仮に1000万円でマンションを買うのではなく利回り5%(税引き後4%)のREITに投資したとします。30年後の売却価格も同じ1000万円としますと、初期投資は1000万円で30年後には3118万円残ります。
自分の信用は棄損しますがフルローンだと対投下資本0に対して539万円残るとすると利回りは無限大に近い。ただ色々な変数があるので想定が変わると黒字が赤字になることだってある。とは言え、中途半端に頭金を入れてローンを組んだところで30年で倍にもならず、対投下資本の効率を考えた時にはREITでも買って放っておく方がよほど良い。
この戦略の成否は「フルローン(フルレバ)とセット」というところにあり、元本ほとんどゼロが539万円に増える可能性を秘めていると考えると成立する可能性がある。
ただ、30年間の間に家賃も下がるし管理費も上がるし金利も上がるかもしれないし、人口も減るかもしれないし、その結果、一人暮らしの人もワンルームではなくもっと広い家に住むようになるかもしれない。そう考えると色々な変数が現在の数値を維持した前提で成り立つ戦略なわけで極めてリスクは高く、そこまでリスクを冒して539万円が欲しいかどうかは疑問である。
もしそう考えるのであれば頭金を入れて買うなどといった中途半端なことをしても対投下資本に対するリターンは極めて限定的であり、結局ワンルームを避けてREITでも買った方がよい。