仮想通貨への今後の取組方針について | そこねハンターのブログ

仮想通貨への今後の取組方針について

最近は仮想通貨の話題ばかりですが、1日で何十パーセントも動いて、何しろボラディリティが高いのでウェイトは小さいですが資産へ与える影響が大きく、ここに力を入れるしか仕方がありません。

 

まず、今後の相場見通しから少し私の考えを述べたいと思うのですが、昨年末にビットコイン先物が上場しました。先物はポジションが毎週公表されるので為替などをやる人は毎週金曜日に発表されるシカゴIMMのポジションの動向を見て投機家の全体の流れや傾向を読み取るツールとして見ています。

 

ビットコインも毎週金曜日に建玉のポジション動向を見ることができますのでこのデータを相場の流れを見るのに使わない手はありません。データの見方はCBOEのブログに解説がありました。1.Non-Commercialが投機家のポジションであり、3.Traderがトレーダーの数。

1月16日Bitcoin先物ポジションは以下の通り。

建玉 4736(+112)

Non Commercial Long 1553(-211)

Short 3779(+108)

Trader数47

 

Shortポジションが前の週比でプラスのうちはビットコイン価格は上にはいかないと思う。ビットコインの価格について、他にも色々以下の要因から私は当面はネガティブと見ています。

 

①希少性

ビットコインの発行数は2100万枚が上限で希少性があるというがハードフォークで分裂すると例えばビットコインが2100万枚にビットコインキャッシュが2100万枚と総量が2倍になってしまう

 

②電気の無駄遣い

今、地球上ではの0.2%の電気(ブルガリアの消費量に相当)がマイニングに使われてる。毎年10倍になっており、このまま年10倍で増え続けたら2%、20%、200%で3年後に人類の消費量を超えてしまう。

 

③先物投機筋は売っている

アメリカの先物投機筋は毎週売りポジションを積み上げている。アメリカの先物投機筋はトレードがうまい人たちだから、この人たちをフォローしてポジションを取ってればそんな変なことにはならないはずだから、今はショート目線。

 

④送金手数料

送金手数料は高々300円が適当という仮説から逆算すると適正価格30万円。今、ビットコインを送金すると大体0.001ビットコインぐらいが手数料で取られ、約1100円位で高すぎ。これでは決済手段には使えない。

 

⑤チャートが終わってる

どう見ても7000ドルかどこらまで下がりそうなチャートをしている。

 

ビットコインのバブルはこれから崩壊して、アルトコインや草コインもこれから一度崩壊して、そこから実力がある上位3つぐらいの通貨と、アルトや草の中から本当に実力があるものが立ち上がるという展開を予想します。

 

私としてはそういう相場観のもとで年明けからビットコイン、イーサリアム、リップルを半分ぐらい売却しました。仮想通貨のポジションを半分ほどに減らす一方で残りの半分については一部を幅広い通貨に分散して再投資し、今は22種類の仮想通貨を保有しています。

 

 

今のポジションは一度は半分か1/3ぐらいにはなるかもしれないと覚悟しています。下がったらまた多少買うこともあるかもしれないし、もう買い増すことはないかもしれない。

 

色々な通貨を調べていると実にスケールが大きく壮大で面白くて時間がどんどん過ぎてしまいますがビットコインが下がれば結局草コインはもっと下がるので、ポジションの張り方はごく控えめにしてまめ位のポジションしか持たないようにしています。

 

保有している草コインの中からいくつかを紹介してみます。

 

OMG(Omise Go)

OmiseGoは東南アジアで決済サービスを展開するOmiseなるプラットフォームで使えるトークンで、例えば日本で働く外国人労働者が母国の家族が銀行口座を持っていなくても母国へ送金することができる。

 

AGI(Singularity Net)

人工知間の相互調整に用いられるトークンとのこと。AIが商品やサービスを売買する権限を与えるたり、データセットや分析機能を購入することができる。将来的にはこう言ったM2Mの経済圏が成長するといわれる。