SQで反転するパターンは今年2回目か? | IPOセカンダリJ型株に関する考察

SQで反転するパターンは今年2回目か?

今年に入ってから現物を買いながら先物で売りヘッジをしているのだが、先物(ミニ)の売りがSQをこなして寄付ではプラスで精算され、その後、午後に入って現物の株価上昇高値引けとなり、1日の往復でプラスになる(往復ビンタの逆で往復で得)というのは、今年に入って2月12日と本日の4月8日で2回経験した。

その意味で今日の値動きは2月12日の時ととても良く似ている。2月12日の時は1か月ぐらいは株価は反転上昇となったわけだが、今日も15000円割れず反転したので当面レンジでヨコヨコに推移しながら16800円位を目指してじりじり上がるという展開を予想している。

その後、上に行きそうか下に行きそうかと考えると為替が結構円高になってきているし、どうも強気に上昇していきそうなイメージが持てない。バイオ株買い、円買い、上がったら225先物ミニを売ってというような今まで通りのやり方で良いのではないかという気はする。

経済も成熟して景気も悪くなりかけている(?)、今の社会の中で何に投資するのか非常に良くわからないのだが、低金利⇒資金調達し放題⇒新薬開発⇒上市⇒株価どーん。という低金利バイオ株ループは依然としてあると思う。

このような株価の先行きが不透明な時にわざわざ株を買ってリスクを取るのであれば、大きな売り上げの伸びが期待できる企業の方が「リスクの取り甲斐」がある。

ピクテのItrustバイオのホームページによるとバイオ医薬品関連の売上の伸びは13.2倍。新薬開発には資金が必要だが、今は資金調達の環境は非常に良く、ひとたび新薬が開発されれば莫大な需要が創出されて、イノベーションが起こり株価は何倍にもなる可能性がある。

iTrustバイオは2015年の後半から失速しているが、私はこれはアメリカの利上げが影響しているのではないかと思って見ている。逆に言えば私はマイナス金利が続く間は日本のバイオ関連の活況は続くと思う。



今年に関してはマイナス金利を辞めましたということにならない限りは、バイオ株を買って円を買って輸出企業を中心とする225先物を売るという方針でこれからも行きたい。