投資信託・ETFなどについて | そこねハンターのブログ

投資信託・ETFなどについて

私が投資を始めたのは2004年頃であり300万円程度でした。この頃は投資信託についてはトレーディングコストが高いという印象で私はあまり好きではありませんでした。買付3%、信託の報酬が年間2%弱ぐらいとすると最初の1年目で年間5%ぐらいは持って行かれてしまいます。

ですから投資を始めた頃に月に1万円とか2万円ぐらいの単位で投資信託を買うことはありましたが20万円ぐらい積み立てた後には値上がりしたタイミングを見計らって解約し、20万円で買えるトレーディングコストがかからない株式の個別銘柄などに買い換えるということをしてきました。

投資信託は1万円の運用には適しているが20万円の運用には適していないというのが従来の私の考えでした。ですから2005年に資産が500万円とかを超えてから今日までは投資信託を株式に買い換えるのではなく20万円ぐらいを個別銘柄へ投資するというところからスタートしていますので投資信託を購入したことはほとんどありません。

ところが、最近、私はこの自分の考え方を変えつつあります。一昔前からノーロードファンドのような買付手数料が無料の投資信託が出てきて、ETF・ETNの商品ラインナップが拡充され、多種多様のインデックスが出てきました。さらに昨年から譲渡税率が10%から20%に引き上げられNISA枠が年間100万円割り当てられるようになりました。

譲渡税増税で利益確定すると利益の20%が持って行かれますから売買を繰り返して利益を出しにくいマクロ環境にはなってきており、昔は株か債券か金かぐらいしか選択肢がなかったのに色々選択肢が増え、NISA枠は5年間の長期投資枠で短期売買を繰り返してもすぐになくなってしまいます。

その点、ファンドでは投資家が自分ではできないリバランスや資産の組替を行うものもあり、投信やETFをNISA枠活用に使うのは自然な流れです。そして、実際そうする人が増えているのでETFなどの残高は増える一方であり、残高が増えれば運用もスケールメリットを享受してトレーディングコストが下がりますのでより魅力的になります。と、なってくると検討せざるを得ません。

こういった思考で考えていくのであれば今後5年間で安定成長しそうな分野がインフラなのか生活必需品なのかといった分野で絞り込むか、REITなら日米とかよりシンガポールかなとか地域で絞り込むとか「ざっくりこの辺」というあたりを見極めて相場が著しく下がったタイミングでボンと100万円投入して、投資したのちは忘れて5年放って複利で増やすというやり方がいいと思うので、そういう頭でも考えなければいけないなと。

NISAは本来の制度設計はこう言った長期投資を想定しているものに違いありませんが、一方で私が思うのは「5年で100万円」という中途半端な短期少額枠であるところが矛盾しており、必ずしもマクロ分析のトップダウンアプローチから長期の投資ファンドを選ぶ思考に固執する必要もなく、値上がりしそうなIPOで一気に利益確定するとか所詮100万円という枠なのでそれに適した使い方があっても良いと思います。