株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール
リスク管理やヘッジについて改めて考えてみようと言う事でタイトルに惹かれて「株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール」という本を買って読みました。面白かったです。
株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール―バイ・アンド・ホールドを超えて (日経ビジネ.../日本経済新聞出版社

¥842 Amazon.co.jp
月に5%以上資産価値が目減りしない事を徹底すると書いてあります。私が5%以上資産を1ヶ月以内に減らした事は以下の通りで過去4回あります。結婚や自宅購入経費等のライフイベントは致し方ありませんが投資で損したのはサブプライムとリーマンショックです。
2008年7月 マイナス72万円 サブプライムショック
2008年11月 マイナス114万円 リーマンショック
2009年11月 マイナス81万円 結婚準備資金等
2010年6月マイナス140万円 自宅購入資金等
良く相場の格言で「上げ100日、下げ3日」などと言いますが下げ相場は本当に早く、もう6年も経ちましたが特にリーマンショックの日は鮮明に覚えています。1ヶ月の給料が30万円かそこらなのに1日で70万円近い損失を出して、ものすごい勢いで円高に触れる為替を画面で見ていて、腹が立ってもうパソコンを壁に叩き付けてぶっ壊してやろうかと思いました。(まあ思っただけで思いとどまりましたが)
その後、しばらくは証券会社の口座を開いても膨大な含み損があり、見てもイラッとするだけなので画面をそっと閉じるだけ。こういう事をやるとそれまでコツコツと積み上げて来た努力と相当な時間を失い、何より思考が停止していますから、長い事、働いてまた投資できる余力が貯まり、資産が復活して相場が上昇し出し、投資しようと言う意欲がわいてくるまで前に進めない。
ですから大きな損をしないと言う事がいかに大切かという事について、私は自分なりに理解しているつもりです。ですが、リーマンとかサブプライムというのはちょっと特殊ですので、ボラディリティや世界経済の雰囲気、バブルが弾けそうな空気、リスクを察して早めに逃げるという以外になさそうな気がします。
日頃からの備えとして上昇相場の過程でポートフォリオ上でリスク資産の割合を減らしていくという事、相場が逆流したら下がりそうな割高銘柄を探しておき、いつでも信用売りをできるように銘柄をピックアップしておく事、日経225miniなどの先物、オプション取引等の活用等があります。
このうち、先物・オプションというのは理屈では何となく分かっていても、何しろやった事がないのでいざという時にとっさに取り組むというのはハードルが高い。やはり現金を増やして信用売の銘柄を1つ2つ考えておくという事なのかなあと思います。例えば2008年頃に大きく長期間で下げた銘柄を研究しておくとか、四季報で3400銘柄中、一番割高で過大評価されている銘柄を探すとか。
株が上がっても下がってもしっかり稼ぐ投資のルール―バイ・アンド・ホールドを超えて (日経ビジネ.../日本経済新聞出版社

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月に5%以上資産価値が目減りしない事を徹底すると書いてあります。私が5%以上資産を1ヶ月以内に減らした事は以下の通りで過去4回あります。結婚や自宅購入経費等のライフイベントは致し方ありませんが投資で損したのはサブプライムとリーマンショックです。
2008年7月 マイナス72万円 サブプライムショック
2008年11月 マイナス114万円 リーマンショック
2009年11月 マイナス81万円 結婚準備資金等
2010年6月マイナス140万円 自宅購入資金等
良く相場の格言で「上げ100日、下げ3日」などと言いますが下げ相場は本当に早く、もう6年も経ちましたが特にリーマンショックの日は鮮明に覚えています。1ヶ月の給料が30万円かそこらなのに1日で70万円近い損失を出して、ものすごい勢いで円高に触れる為替を画面で見ていて、腹が立ってもうパソコンを壁に叩き付けてぶっ壊してやろうかと思いました。(まあ思っただけで思いとどまりましたが)
その後、しばらくは証券会社の口座を開いても膨大な含み損があり、見てもイラッとするだけなので画面をそっと閉じるだけ。こういう事をやるとそれまでコツコツと積み上げて来た努力と相当な時間を失い、何より思考が停止していますから、長い事、働いてまた投資できる余力が貯まり、資産が復活して相場が上昇し出し、投資しようと言う意欲がわいてくるまで前に進めない。
ですから大きな損をしないと言う事がいかに大切かという事について、私は自分なりに理解しているつもりです。ですが、リーマンとかサブプライムというのはちょっと特殊ですので、ボラディリティや世界経済の雰囲気、バブルが弾けそうな空気、リスクを察して早めに逃げるという以外になさそうな気がします。
日頃からの備えとして上昇相場の過程でポートフォリオ上でリスク資産の割合を減らしていくという事、相場が逆流したら下がりそうな割高銘柄を探しておき、いつでも信用売りをできるように銘柄をピックアップしておく事、日経225miniなどの先物、オプション取引等の活用等があります。
このうち、先物・オプションというのは理屈では何となく分かっていても、何しろやった事がないのでいざという時にとっさに取り組むというのはハードルが高い。やはり現金を増やして信用売の銘柄を1つ2つ考えておくという事なのかなあと思います。例えば2008年頃に大きく長期間で下げた銘柄を研究しておくとか、四季報で3400銘柄中、一番割高で過大評価されている銘柄を探すとか。