万年低位株 | そこねハンターのブログ

万年低位株

私が最近(昔から)良く分からないのが、四季報を見ていて、PBR0.3倍、自己資本比率80%で、赤字という訳でもなく、きちんと利益を出している会社とかが以外とたくさんある。特にJASDAQなどの新興市場や東証2部、名証などにこういう銘柄は多い。

自己資本比率が80%という事は貸借対照表において、左側の資産の部の合計の8割が借金等ではない自己資本という事で、PBRが0.3倍という事は時価総額が資産の部合計の3割しかないという事だから、300円で株を買えば1000円(うち800円は自己資本)の会社の資産のオーナーとなるということです。

300円を投資して、800円を手に入れて、200円借金して、合計1000円の資産を運用して利益を出そうとする試みに加わる事が出来る。ROEが2%で1000円の資産から20円しか利益が出ない会社でも、300円の投資で20円稼いでくれて、そのうち6円でも株主に配当に回してくれれば、利回り2%で、翌年には1014円の資産(うち814円は自己資本)を運用するという事になる。PBR0.3が維持されれば翌年の株価は305円になる。

貯金よりは良いと思うのだが、300円で株を買っても、そんな会社はそのうち赤字になって800円の自己資本がやがて300円になって、300円が100円に値下がりするだろうとみんな思っているから、誰もこういう銘柄を買わないのだろうか?!?!

業態にもよるが、会社というのは、少なくとも従業員がいて、みんな人が集まって知恵を出し合って、どうやって儲けるか一生懸命考えて運営しているもので、みんな頑張っており、それなりに経験のある経営者と従業員に支えながら事業を継続して来たのだから、今利益が出ており、翌年度予想を黒字で出している会社が、事業環境の変化でインフレになるとか、円安でドル円が100円になるとか、環境の変化があったとしても、そう簡単には自己資本を食いつぶして株価が半額になる等という事には、普通はならないと思うのだけどなあ。