TAIZO

このブログをご覧いただいている方が
カンボジアに興味をお持ちかどうかはわかりませんが、
今年一番、僕の中でヒットした映画はTAIZOという映画です。
12月に渋谷のアップリンクファクトリーで公開されるようですけどね。
最近では橋田さんという戦場カメラマンが
イラクで亡くなられたのが記憶に新しいですが、
TAIZOはカンボジアが内戦だった今から30年以上も前、
戦争の写真を採り続けた一之瀬泰造さんというカメラマンの
人生を描いたドキュメンタリー映画です。
僕も今年の9月にカンボジアへ行って、
平和な写真をたくさん撮ってきましたが、
内戦当時はアンコールワットなんて絶対に近づけない場所で、
彼は命をかけてそれを撮ろうとして命を落としました。
アンコールワットなんて、
今ではあんなに簡単に訪れることができる平和な時代になったのに
あれを撮ろうとして命を落とすなんて。。。
「命を賭けてまでアンコールワットを撮りたい」
というのは今となっては分かるようで分かりません。
彼がなくなった後にご両親が残されたフィルムの写真を
手作業で現像しているシーンが切なくて泣いてしまいました。
しかし、彼のような人がいなければ戦地の惨状を
見ることもないわけで、そうして現像された彼の写真を見ると、
命がけで撮った写真だと言うことはよく伝わってきます。
ご興味がある方は是非、TAIZOをご覧いただいて、
その後、ついでにアンコールワットも訪れて実際に見て、
大きな時の流れを感じていただければと思います。