金銭感覚と不動産投資の話
◎タイ人の金銭感覚
僕には26歳のタイ人の友人がいる。
彼女は平日は働き、土日はプーケットの
大学へ通ってコンピュータを専攻している。
今回、プーケットを訪れて彼女の生活を垣間見てきた。
大学の学費はそれまでの貯蓄から出し、
昼間の仕事の給与は1万バーツだという。
彼女の家は非常に清潔な賃貸の2LDKで一人ぐらしには
十分すぎるほどいい家だったが家賃は月に3000バーツ。
残り7000バーツを生活費と貯金に充てていると言う。
1万バーツと言うと3万円弱である。
それだけの給料であれだけの生活ができるということに
大いに驚いた。
ざっくりと言ってタイ人の3万円という金額は、
物価差や所得格差を考えると倍率ドン、更に倍、
で日本人の12万円ぐらいの感覚の金額と言っていい。
田舎なら確かにそれぐらいあれば1人ぐらい生きていける。
日本は長らく不景気でアジアでのリーダーシップも
中国に奪われつつあり、かつてのラッキーカントリーでは
なくなっているが、それでもなお円は強い。
3万円というお金の価値と日本経済の強さを知ったような気がして、
お金を大切にしようなどと改めて思った。
◎不動産投資の話
何人かのタイ人と食事をしている時に、
不動産投資の話題になった。
土地を買って安く家を自分で安く建てて人に貸せば、
200万バーツの元手で月々3万バーツの収入が得られる
というこどだった。
200万バーツと言う元では日本円換算でおよそ600万円。
3万バーツは彼女の手取り収入を大きく上回り、
タイでは家族が十分に生活できる水準である。
僕は不動産に詳しくないが、彼らの話は本当だろうと
何となく思った。
タイでは地価は毎年上昇し、部屋を貸しに出せば
空室になることはまずないとの事で、
日本人の感覚と違って、資産は現金で持つよりも
土地で持った方が得なのである。
彼らの皮算用を素直に信じると、
6年で元手を回収できる話になり、
たったの600万円の投資で暮らすのに
十分な不労所得が得られるとあって、
僕の心は少し揺らいだ。
タイ人と結婚してタイ人になって、
土地を買いまくりたいなあ。
そして、温暖なあの地で自由な自分の人生を
探してみたいなあなどと少し考えてしまった。