マンションは負債 | そこねハンターのブログ

マンションは負債

マンションは持っていると建物価値が目減りする。
マンションは持っていると税金がかかる。
マンションは持っていると管理コストがかかる。
マンションは売った時にも多額の所得税がかかる。
そして、マンションは倒壊の可能性がある。


マイホームを買うのが夢だと言う人がいますが、
こうしてみてみると、ハテ、家なんてそんなにいいモノ
なのだろうかと首をかしげてしまいます。


マンションを買って財産にするためには、
タイミング、強運、よい物件の選択などの
いくつもの条件が整っている必要があります。



減価償却


マンションを購入して何十年も住んでいると、
古くなります。つまり、価値が落ちます。
会計学では、資産価値を見積する際に

価値が目減りする減価償却を
組み込んで計算します。


資産価値の見積には取得価格に0.9を乗じ、
さらに定額法の償却率を乗じます。
鉄筋コンクリートの住宅の耐用年数は47年、
エレベータは17年、給排水設備は15年の
耐用年数で償却するという考え方を取っています。



税金がかかる


固定資産税
税額=課税標準×1.4/100
但し、住宅用地については課税標準価格が
1/6になります。


都市計画税
税額=課税標準×0.3/100
但し、住宅用地については課税標準価格が
1/3になります。


事業税
借家にする場合にはまた、事業税がかかります。



管理コスト


共用部分の清掃、ガラスの清掃、共用部分の
電気代、水道料金、定期点検に伴う作業、
点検、将来の修繕費積み立てなどが管理コスト
としてかかります。



譲渡所得にかかる所得税


所有期間が5年以下の場合、譲渡所得の30%
税金として取られます。株式は7%、給与所得は
10%ぐらいですからこの30%という税率は極端に
高いです。


所有期間5年以下で譲渡した場合、土地転がしと
言って悪いことをしたことになって、税金が
たくさん取られるのです。


5年以上の場合は15%で済みます。また、所有期間
10年以上の居住用財産の場合は10%の税率で
済むようです。