保有債券価格の計算 | そこねハンターのブログ

保有債券価格の計算

額面で211万2050円の債券の価値


私は額面にすると211万2050円分の債券を
保有しています。この債券は本当はいつも
値動きしているのですが、株のように、
チャートもないし現在価格も表示されないので、
実際の債券の価値はよく分かりません。


今まで額面の価値をそのまま資産価値として
計上していました。
私の保有債券は、

信用リスクがほとんどないですから、

満期まで保有すれば額面は償還されるわけで、
額面=現在価値としても大して問題はないわけですが、
正確ではありませんし、大よその値動きは把握しておかないと

売り時を逃してしまう可能性もあります。


今後は金利と為替の変化を組み込んで、その時の

資産価値を計算して計上していことにしました。


債券価格は本当は複雑ですが、

ここでは金利の上下と為替レートのみを考えます。



債券価格の基本的な話


債券価格は金利と逆の値動きをします。
金利上昇で債券価格は下落しますし、
金利下落で債券価格は上昇します。


さらに、債券は時間経過に強い商品です。
もちろんリスクはありますが、
長期債券の金利の方が高く設定されていますから、
債券投資に関しては一般的に長期投資の方が有利です。



個人向け国債


個人向け国債は発行から1年経過すれば、
原則としていつでも日本国政府が中途換金に応じます。

ですから個人向け国債には利付国債のような
価格変動リスクが少なく、元本割れリスクは
ほとんどありません。


私は120万円分の個人向け国債を持っていますが、
この価値は額面通りの120万円と考えて良さそうです。



10年利付国債


私の保有している10年利付国債は1.5%の金利がつきます。
現在の長期金利も1.5%ですから金利による値動きはありません。
私は49万9800円分の長期国債を保有していますが、
この価値も大体49万9800円と考えて良さそうです。


但し今後は量的緩和の解除などで長期的には軟調な展開
が予想されます。
仮に、金利が来年1%上昇して2.5%になったとします。


私の債券の残存期間は9年もあります。

50万円分の債券を2.5%の金利で買うのと、1.5%の金利で
買うのとでは9年後に受け取れる金額は4万5000円も変わります。


実際には源泉徴収などありますので正確ではありませんが、
単純に考えると私の債券はこの現在価値に割り引いた分だけ

値下がりするわけです。


これを式にすると、

50-(50+50×1.015×9)/(1+0.025×9)=36500

となり、金利が1%上昇すると額面50万円の債券(9年モノ)の

価格は36500円も目減りする試算になります。


ただし、売らないで持っていれば元本は戻ってきますから、
考え方によってはあまり神経質になる話でもありません。



南アフリカランド建て債券


私は25000ランドの債券を保有していますが、
ここ半年ほど長期金利はほぼ横ばいです。

為替レートが円安になっていますから、
412250円で購入した債券は425000円程度に
値上がりしています。


上記と同じ試算で金利が1%上昇したとすると、

金利が1%上昇すると18400円損する
計算になります。



時間経過に強いという性質


211万2050円分の債券の価値は212万2750円。

私の保有している債券に関しては、
金利と為替は横ばいのため、

南アフリカランド建て債券が1万円程度、
若干値上がりして他は変わっていないという感じです。


金利と為替が横ばいで見た目値動きがないというのは、

株だったらやきもきしてしまいますが、債券に関しては

実は喜ばしい話で、債券投資は時間経過に強いという

性質もありますので、残存期間が少なくなればなるほど

リスクは少なくなっていき、インカムゲインを得ることができます。


インカムゲインが入る分だけ得をしていると
言えるので今のところはいい感じだといえるのです。