保険ダイジェスト | そこねハンターのブログ

保険ダイジェスト

最小限で


保険もどちらかと言うとやる勉強する気になれない分野です。
保険の世界も奥は深そうですが、
全然興味がないので、「保険ダイジェスト」と名づけて、

駆け足で、深入りせずに1回でまとめます。


ここで取り上げるのは、
国民年金や厚生年金の死亡保障機能である遺族年金
健康保険の傷病手当金、障害年金についてです。


つまり、サラリーマンなら誰もが加入している
ような本当に最小限の範囲です。

調べてみて、割と手厚いわが国の保障制度に

感心してしまいました。


ついでに、民間の保険会社が提供するような

生命保険も言葉だけまとめておこうと思います。



遺族年金


国民年金、厚生年金というと、
老後の年金(老齢基礎年金、老齢厚生年金)の
イメージが強いですが実は死亡保障の
機能もあるのです。


年金加入者が死亡したとき、
生計を維持されていた妻に対しては生涯
扶養されていた子供に対しては18歳になるまで
遺族基礎年金遺族厚生年金が支払われます。


例えば子供一人で妻一人の場合、
詳しい計算などは割愛しますが、
金額は合わせて年間150万円~200万円
ぐらいになったりします。


妻が40歳以上の場合には中高齢加算などで
更に年間60万円程度が加算されます。


割と手厚いんだなあという印象です。



健康保険の傷病手当金、傷害年金


健康保険というと、病院に保険証を持っていけば、

治療費が安くなるものというイメージが強いですが、

実は病気で入院したときなどの傷病手当金

体に障害を負ったときに支給される傷害年金

機能もあるのです。


以下の条件を満たすときに傷病手当て金
支給されます。


①業務以外で病気や怪我をして
②働けない状況であり
③4日以上休んでおり
④給与がストップされている状況であること


この場合、標準報酬日額の6割程度
受け取ることが出来ます。


また、体に障害が残ったときなどには、
障害基礎年金、障害厚生年金といった
障害年金を受け取ることができます。


これも年間100万円以上の金額になります。


割と手厚いんだなあという印象です。



民間の保険年金あれこれ


民間の生命保険などについて簡単に触れます。

終身保険と掛け捨ての保険、養老保険の違いを

27歳になってやっときちんと理解しました。


養老保険
 ・・・目的は自分の老後に備えること
 ・・・貯蓄機能を備えた保険です。
  満期には満期保険金が支払われ、
  満期以前に死亡した際にも同額が
  支払われたりします。
  元本割れせずに利回りも悪くない商品も
  存在するようです。


終身保険
 ・・・遺族にお金を残すためのものである。
 ・・・自分で保険金を受け取ることはない。
  終身保険に入っている人は立派だなあと
  感心してしまいます。家族を持ったら
  私も入ります。


定期保険
 ・・・掛け捨ての保険です。満期になったら
  保証も終わりますし、お金も戻ってきません。