かったるい年金問題 | そこねハンターのブログ

かったるい年金問題

現状の社会保障制度が抱える問題


現在の年金制度を始めとする社会保障制度の多くは、
人口が増えつづける事を前提に作られています。
若い世代が高齢者に年金を支払うという
世代間の所得移転の仕組みになっているのです。


しかし、少子化に加えて高齢化社会の進行もあり、
1998年には5人に1人が高齢者でしたが、
2050年には3人に1人が高齢者になります。


経済成長の鈍化に加えて、高齢化、少子化社会の進行は
保険料負担の増大と年金額の減少を意味します。



気が進まないが。。。


私は27歳です。年金を受け取るのは40年後の話ですが、
上記のとおりで、我々の世代の多くはまともに年金が
もらえないだろう事を理解しています。


年金や社会保障はどうしようもなく使えないモノ、
というのが私の考えで、これは大体正しいという認識です。
そして、年金や社会保障について真剣に学ぼうなどと、
これまで考えたこともありませんでした。


しかし、FPの試験範囲という事で、
この分野についても一応、勉強しなければいけません。


まあ、この国で生きていく以上、やはり何も知らずに
ずっと過ごしていくのは損する可能性が大きいです。
一応知っておくに越したことはないのです。



プランといわれても。。。


資産設計という意味では、現状の社会保障の仕組み、
期待できる年金額がわからないとプランも立てられないのです。


今後数十年の間に制度は大きく変わるでしょうから、
現状の制度は学ぶことにあまり意味を感じませんが、
一応以下のような流れで今後数回にわたって、
わが国の年金、社会保障についてまとめていこうと思います。


Agenda
 ①現状の年金、社会保障制度について
 ②どうすれば、きちんと年金を受け取れるのか
 ③ぶっちゃけて、年金をいくら貰えそうなのか
 ④これから、どう行動すれば一番得なのか