相続税対策の実際 | そこねハンターのブログ

相続税対策の実際

相続シリーズの最終回です。


試験範囲も広いので、相続は制度そのものの仕組みを

さらっと勉強して、我が家の相続を少し考えて、

次のテーマにさっさと移ろうと思います。


相続は家族単位での強い資産形成を考える上で、
非常に重要であると言うことが分かってきました。


ココでは、個別に有効と思える実用的な手段だけを
まとめておくことにしました。



110万円、贈与してもらう


親から年間110万づつ、贈与してもらう方法が有効です。
連続贈与には注意して、印鑑は他の口座とは別、
109万、108万など金額も毎年かえた方が無難です。


これは地道な対策ですね。20年続ければ、
2200万円×人数分の課税価格が減るわけでして。



住宅取得資金贈与を受ける


住宅の取得資金は550万円までが無税で贈与できます。


相続時清算課税制度を使うと、3500万円まで
無税贈与を受けられますが、この場合、
後に相続税を払うことになるので
私の場合は550万円以上はいらなそうです。



両親から家を買い取る


両親が所有する不動産を地価が下がった底値で

私が買い取るという方法は有効な相続税対策だといえます。
これによって両親は所得税を大幅に節減できます。


但し、現在は私の方にぜんぜん資金がありません。



両親は再婚を


相続税に関する制度上の最大の特典は、
配偶者に対する1億6000万円の非課税枠です。


但し、わが家は両親が離婚しているので、
この制度は使えそうにありません。


相続の話は親にしにくいですが、

再婚の話に話題を摩り替えてしまえば、口出ししやすいです。


「同居して仲良く暮らしているのだから、再婚してくれよ。」

いつか機会があれば、そんな事を言ってみよう。


相続以前に、家族の幸せにとってもこのへんが

突破口のような気がしてきています。