4.「そのうち」家を買うリスク
◎10年後に対する、ある不安
私は27歳で独身で、現在は都内の実家に暮らしています。
実家暮らしで家賃がかからないので、給料は安いですが可処分所得が多く、
所得から年間100万円から200万円程度を投資に回すことができるのが現状です。
都内の一人暮らしの家賃の相場はワンルームマンションで
7万6千円ぐらいだそうです。私は家賃を浮かせているのですから、
最低でもこの程度は月々貯めていかなくてはいけません。
しかし、考えてみると貯蓄というのは実はリスクが高い方法です。
私もそのうち世帯を持って家を買うかもしれません。
例えば私が35歳になった時に家を買おうと思い立ったとしても、
7年後に地価が2倍になっていたら、コツコツ貯金しても、
私は家を買えません。そうなったら、今、家を買った人が勝ち組で、
私は負け組に入ってしまいます。
そして、このところの状況を見ていると、2倍は大げさとしても、
5年後、10年後に地価が上昇に転じている可能性は
高いような気がします。
◎よくわからん不動産投資はとりあえずREITで
そういうわけで、今月から月に4万円づつ不動産投信 を積み立てて
いくことにしました。月に4万円の積み立てのほかに、
チャートを見ながら押し目買いという戦略で、なるべく買い続けようと思います。
住宅を購入するための資金作りと、地価上昇に対する
リスクヘッジが投資目的ですので、家を買うまで買いつづけます。
よほどのことがない限りは売りません。
RIETの価格は地価と必ずしも連動しているわけではないでしょうから、
ポートフォリオに不動産株なども組み込もうと思います。
銘柄はこれから探すのですが。。。