キャッハハッぺぽぉっ!!
(^0^)


土曜日の夜、1週間の仕事を終え、行き付けの地元のレストランバーで羽目を外すぺぽ絵。(AM1:00)

溜まりに溜まったストレスを、ビールで洗い流すかのように大量に飲み、気分は最高潮。


カラオケを歌えば、「相変わらず上手いねぇ。」と皆に誉められ、テキトーに投げたダーツの矢も、ゲーム後に聞けばかなりの高スコアらしく、
「すごいねぇ、ぺぽ絵さん!」

どこからともなく、周りからは自然と拍手が沸き上がる・一種のカオス状態。
いやぁ、いい気分ぺぽぉ。(*^^*)

この調子で行けば、ブルーバード(幸せの青い鳥)すらをも射止められるんじゃないぺぽか?
とその後、いい気になって何ゲームか投げてみたのだが、その後は…なしのつぶて。観客は見てみぬフリ。
クソッ!
(`"´)




何回目かで、力任せに思い切り投げた矢が、的の横に座っていた中肉中背の、3段腹の一番上に当たったタイミングで、見かねた店員が、
「はいはい、ぺぽさん!!今、一番高得点の的に矢が当たったから、ダーツはここら辺にしてぇ。もう1曲、カラオケでも唄おうねぇ。」

あやすように促してくる。

ちっ、今日は少し酔っ払ってて手元が定まらんぺぽから仕方ない。カラオケでも唄うぺぽかな。



リモコンで曲を探していると、
「ぺぽさん。俺、fragile聴きたいなぁ」
リクエストが入った。


ふっ、ELTのfragileを聴きたいだなんて、なかなかわかってるじゃないぺぽか。
(`~´)

西野カナのページを閉じ、すぐさまfragileを選曲。


先に予約が入っていた2~3人の曲を、ビールを飲みながら、テキトーに合いの手を入れてやり過ごす。


ハイハイハイッ♪

ソレソレェ~ッ♪




と、ぺぽ絵の番になった。


「いよっ、ぺぽさんっ、待ってましたぁっ!!」

伴奏の間、タンバリンとマラカスでサポーターが持ち上げる。

ククッ。
(`~´)




歌い出しのところまでは、ワザと髪の毛をクシャクシャにして下を向く。
そして、歌い出しと同時にゆっくり顔を上げながら、髪の毛を掻き上げ、切なげに唄う……
ふっ、我ながら完璧な演出ぺぽ。
あ、今日はオフレコぺぽから、芸能関係か何かのお客さんがいても、スカウトはNGでお願いしますぺぽ
(-.-)y-~


そんな事を考えながら、髪の毛をさりげなくクシャクシャにし、下を向く。

伴奏が終わり、歌い出しの時が来た。

さぁ、七色に輝く我が美声を、皆の者っ!とくと聴くがよいぺぽっ!!
(`O´)



全パワーを声に変え、マイクに注ぎ込む。

取り巻きがうっとりと目を閉じ、それを耳で感じ取る。

皆の心に虹の橋が架かり、それが徐々に徐々に……宇宙へと繋がっていった。(多分)






チ…パチパチパチパチ……パチパチパチパチパチッ!!

唄い終えると同時に、観客から割れんばかりの拍手が起きた。

「お姉ちゃん、上手いねぇっ!!」

「プロみたいですね!!聴き惚れましたっ!!」

「いやぁ、言う程のモンじゃないですぺぽよぉ。ぺぽ絵、実はこの間、栄の○○に、歌のオーディションを受けに行ってぇ……
(*^^*)」



楽しかった。

楽しかった……のかな?
実は、あんまり………憶えがない。



ビールの飲み過ぎと、日頃の激務が祟って、そこからの……いや、その前の記憶も実は、断片的であいまいで…
正直、あんまり憶えていなかった。



いつの間にやら、ぺぽ絵は眠ってしまったようだ。


ZOO…ZOO…ZOO
m(__)m





……チュンチュン・チュン。

小鳥のさえずりで目が覚めた。

ん……。
(>_・)

ここは……どこぺぽ?
…キャッッ!!

ガラガラッ、ガッシャーン!!

いったぁ~~いぺぽぉ!
(*_*)

身体を起こそうとしたら、身体の下敷きになっているモノが不安定で、バランスを崩してしまった。



身体の下敷きになっていたもの??
ガンガンの二日酔いHEADで確認すると…
そこにはガラクタ、空き缶、その他もろもろ詰まったゴミ袋が、山積みになってそびえ立っていた。
どうやらぺぽ絵は、レストランバーからの帰り道にあるマンションの”燃えないゴミ”置き場で一夜を過ごしたようだった。


誉れ高きスーパーレディー(ぺぽ絵)が、まさかゴミに埋もれて眠るとは……
(>_<)




朝(AM7:00)から容赦なく照りつける陽の光に、麦芽100%の汗が全身を伝う。

きらびやかで華やかで、みんなにチヤホヤされて、とても楽しかった世界(昨夜)……アレは何だったんだろう?

夢??
いや、夢ではない。
財布の中の諭吉1匹と、夏目さんA・B(2匹)がいなくなっているのと、異常なまでに吹き出る汗。
そして何より、1歩動く度に、高校球児の2番打者に頭を強打されたような痛みが走る、この二日酔いHEADが動かぬ証拠だ。


ぐ・ぐぅ………。
(;´Д`)






そこからまた記憶が飛び、どうやって家に帰ったのかは、憶えていない。

次に気が付いた時は…
家のベッドの上だった。
(゜q゜;)




週に1度しかない貴重な休日(日曜)を、夕方まで寝て過ごし、ようやく自我を取り戻した……頃には、サザエさんが「来週もまた観て下さいねぇ~」と、間抜けな声で「うふふふふ」と笑っていた。