この頃の旅は完全にオペラ、いや、オペラ歌手中心なのでイタリアをじっくり回るという事が少なくなりました。
今回は幸運にも最後に久しぶりにトリノで「カヴァレリア・ルスティカーナ」を見ました。
実はあまり期待していなかったんですけどね。
何故かというとどんどん歌手が変更になって結局最終的には何回も聴いているマルコ・ベルティとソニア・ガナッシだった訳です。
ところがこれが大当たりでした。これぞイタリアって感じです。つまり「声の競演」ですね。
その代わり演技もほとんどなく突っ立ったままだけど・・・そこのところもイタリアンスタイルでした。
しかし舞台は相変わらず変でした。ここはどこ?何を表したいのかさっぱりでした。今の流行ですねー意味わからなくするのが。
さてこのトリノは何回も行っていますが、街並みがあまりイタリアっぽくないなあ、といつも思っていました。
それが今回牧野亘彦氏にレストランを教えて頂いてそのレストランも美味しかったけど、こんな所あったんだねという気持ちのいい小道があり面白いお店なども沢山あってとても楽しかったです。
もう一度是非行ってみたいと思いました。
さて関係ありませんが今日のせるのはテオドッシュウ女史のトリノデビュー、ルクレツィア・ボルジアです。見たかったなあーーー