伴奏 | オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。

今度の日曜日にあるコンクールの受賞演奏会でうちのお弟子さん達5人の伴奏をする事になっている。

何の演奏でも究極的には同じなのだが伴奏は自分のソロとは違う責任があるので一種の緊張感がある。

その下準備として楽譜の整理がある。

私は基本的に譜めくりは頼まない。

なので楽譜はめくりやすく、また風などで飛ばない様に工夫を重ねて徹底的に作成する。

これは歌の時も同じでよく楽譜を巻物の様にして歌っている最中にバラバラと落ちていく子がうちにもいて、

そういうのは信じられないといつも思っているが注意はしない。

そして楽譜の作成が終わると実際にめくりやすいか伴奏合わせで実践し修正する。

この過程が私にとって一番重要だ。

練習は少ししかしない。

初めての曲はイメージがないので多少はするが、知っている曲はあまりしない。

何故しないのかというのが自分でもよくわからなかったが今回わかった気がする。

やはり私はピアノも右脳で弾いていたのだった。

だからへたに練習し過ぎると頭が動かなくなる。

私に必要なのは身体のメンテナンスだ。

なのでお気に入りのマッサージ師の所に通うのだ。

でもその彼女がなかなかいなくて一回しかしてもらえない。

大丈夫かなあ?と心配な私であった(笑)