私にとってのトスカはマリア・カラスでありモンセラ・カヴァリエでありレナータ・スコットだ。
どれも生ではオペラを見たことはない。カヴァリエとスコットはコンサートを見た事あるが。
しかし今はyoutubeという非常に便利なものがあるから是非それを見てから判断して欲しいものだ・・・
そうすればもっと本当の事がわかると思うのだが・・・
見終わってからの私達仲間の意見で一致したのか次の意見だった。
「トスカってこういう人だったっけ?」
「歴代のプリマドンナはもっとオーラがあったはず、なんか地味じゃない?」
確かに生で見た時も実際そう思った。
その理由として
1.発声が不確かーーー前側に流れている。ハイCはいいがその手前のG音、A音が閉じ込められてない。
2.演出家の意図だろうがトスカの若さを目標としたーーープリマドンナとしての包容力が薄くなった。
3.演技抜群のグリゴーロに食われたーーーだからソプラノにとってテノールはライヴァル(敵)なのヨ(笑)
連れ合いに言わせると生で聞いたカヴァリエは凄かったそうだ。
どの音もはまっていてズッボーンと砲撃の様に胸にささってきた・・・とか。
やっぱり違うよなあ・・・
この間のトラヴィアータは凄く良かったから何とかして欲しい。
カヴァリエのトスカは沢山あるのだけれど、とりあえずコレ。
余裕で歌ってますねー