(前回ブログ「はじめてライフル銃を購入したよ ~」の続き・・・WOODが気になり始めた↓)

 

 


 

うん、『スナイパー』なら~これで十分満足満足。

 

 

 

ある日、とあるホームページに辿り着きました。

 

「木製ストック、グリップの製造販売 If-Product」

http://ifpro.jp

 

If-Product (ifpro.jp)

 

「ウッド好き」にとってはウキウキしちゃうラインナップです。

 

ストックでは、VSR-10用、CA870用、M-16A1やトンプソンなど。

 

グリップには、ガバメントやCz75、Vz61スコーピオンやイングラムもあります。

 

あ! タナカ用の木製ストック~あった!!

と思ったら、「M700 AIR用」でした。

 

同じタナカのM700シリーズでしょ。

 

思わず「お問合せフォーム」から「M40 AIR」に取り付けできないのか質問しました。

 

『バレルの太さが異なるので取り付けできないでしょう』とのお返事でした。

 

”レミントンM700シリーズ”って言うけどバレルの太さが異なるぅぅ・・・?まじか。

 

 

 

 

木枯らしの吹く季節~11月のある日。

 

あの”If-Product”より「タナカ M40 ガスカートリッジ用」木製ストックが発売され、”楽天市場”でたまたま発見。

あ~ガスかぁ・・・でもかっこいいな。

 

これも『エアータイプとガスマガジンタイプには取り付けできません』だって・・・。

 

なんとかM40 AIR用木製ストックが欲しい~。

 

 

また「お問合せフォーム」でラブレターを送付。

 

お返事は・・・『もともとメーカー純正の木製ストックver.があるので需要が少ないと思われますが、機会があれば検討させて頂きます』との良いお返事メールでした。

 

そりゃそうだ、需要と供給。 

 

 

なんと、ここで奇跡が起きました!

 

このメールには続きがあります。

 

『ベトナムバージョンでよければ、M700用ストックをM40用に仕上げましょうか?』

 

よっぽど私の「問い合わせ」がしつこかったでしょうか?!(←たぶんコレ)

 

以前、”マルシンモスバーグM500AIR”でスチールピストン作製して頂いた『AK74さん』を思い出しました・・・。

 

”藁(わら)にも縋る(すがる)”とは、こういうことでしょうか。

 

もう「ベトナム」だろうが「カンボジア」だろうが、関係ありません。

 

『どうか、よろしくお願いします!』

 

 

 

無事に銀行振込。 

 

なんと、今回の加工料は”無料”でやって頂きました(泣)。

 

決して安くはないですが、1本1本ハンドメイドでしょうし、物が良いことを期待して・・・。

 

1週間後、ヤマト運輸で届きました。

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~!!

メイドインジャパン万歳!!

 

「何それ?杖?」と妻が不思議そうに見ていました。

 

確かに、バレルの代わりに木の棒でも突っ込めば”松葉杖”になりそうです。

 

 

 

さぁ~取り掛かりましょうか。

 

まずマガジンを外し、トリガーユニット前後にあるネジ2本を六角レンチで外します。この2本の太さが違うので注意。

 

持ち上げるとトリガーユニットが外れ、バレルとチャンバーユニットが一体でストックから分離します。

 

このとき、図の矢印にあるチューブが抜け落ちてきますので注意。

"ライフル"ってすごくシンプルな構造なんですね。

 

あとは木製ストックにユニットを取り付けるだけです。

 

マガジンもちゃんと入るし、HOPダイヤルの穴もぴったり。

 

ボルトも当たらずスムーズです。

 

If-Productさん、さすがウッドストック専門店の品ですね~。

このチークパッドなんか”ほおずり(頬ずり)”したくなります。

 

「ウォールナット材に艶消しウレタンコーティング」だそうです。高級感ありますね。

 

 

 

 

さて、問題はスリングスイベルのネジです。

 

If-Productさんの話では『元のプラストックから外して取り付ける』のです。

 

ストック前方のネジはゆっくり回して、ナットと一緒に外します。

ストック後方のネジも回して・・・・・・・・カランコロン・・・・・んん!?。

ナットがストック内で転がってる音がします。

 

ゴムパッドが取れません。 ビクともしません。 ネジ穴もありません。

 

どうするの?

 

 

またタナカワークスへ電話。

 

『パッドは接着剤でくっつけているのでなかなか外しにくいです』

 

で・・・あるか。

 

隙間を見つけ、大きめのマイナスドライバーでストックを傷つけないようにゆっくり剥がします。

なんとかナットを救出!!

こんな感じで接着剤で点々と張り付けられています。

 

 

まぁいずれ、木製ストックに取り付ける際にこのナットは必要ないのですが。

 

”どうせ使わないプラストック”ならナットが転がったままでもいいと思います。

 

でも納得(ナット・ク)がいかない方はがんばりましょう。

 

 

そもそも”スリングスイベルのネジを外す”設定はメーカーも予想してませんかね。

 

これスイベル交換しようとして間違って回して外して困った人、誰かいませんか?

 

やはり”取説はちゃんと読みましょう”ですね。

 

 

★【今日の結論】★

無事に”M40ベトナムバージョンの木製ストック”換装しました!

高価ではありますが、メーカー純正のストックよりも高級感が漂います。

ストックを変えるだけで雰囲気がガラッと変わりました。

  

いい匂いしますよ。

 

当分これ見るだけで”飯3~4杯はいけそう”です。

 

If-Productさん、ありがとうございます!  

 

これからもGOODな”WOOD”製品を期待してます。

 

 

【追記】

今回If-Productさんの御厚意により”M40AIR用ストック”を加工作製して頂きましたが、私のを含め「限定5本で作製」されたようで、群馬県のショップ様より「ヤフオク」で残り4本が販売されています。 御興味のある方はそちらを御検索下さい。