#408
こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
今日は青森経営実践研究会の
11月特別講演会があり
その実行委員長を
仰せつかっていました
メンバーの尽力で
師走が近い忙しい時期にも関わらず
80数名の会員やゲストさんが
集まって大いに盛り上がった
第1部講演は株式会社宮田運輸
代表取締役の宮田博文氏
祖父が創業した運送会社で
小さな頃からトラックに囲まれて
育っていく
トラックが大好きで、
帰ってきたトラックの音で
誰が来たのか
分かるぐらい好きだった
高校を卒業し、宮田運輸に入社
大型トラックの免許をとって
運転士として働き始める
新規の取引先の仕事で
誰もやりたがらなかった仕事を
若き宮田さんは率先して
取り組んでいき
しっかり仕事を遂行することで
信頼を得て
1台、また1台と仕事が
増えていくことになります
これは社員としてあるべき
仕事の”姿勢”であり
取引先からの”信用”を得る
”商売”の根本だと思いました
運転士から、若くして
所長という管理職の立場になり
紆余曲折を経て
代表取締役に就任
管理経営など様々な手法を
取り入れながら
事業が拡大していきます
そんな矢先に
社員が運転するトラックで
事故が起きてしまいます
すぐに病院に駆けつけますが
バイクを運転していた
40代の男性は亡くなり、
その方には小学生の娘がいた。。
事故を起こしたドライバーも
40代で小学生の娘がいる
宮田社長は大好きなトラックで
事故を起こしてしまったことに
自責の念に駆られ
トラックを
減らしたほうがいいのか
会社をこのまま継続していいか
など思い悩みます
ある先輩の一言で
救われることになる
「トラックを無くするんじゃなくて
トラックを活かすほうに考えたら?」
社員が乗るトラックの運転席に
子どもの絵が飾られていた
みんな運転席や財布に
子どもの写真や絵が
お守りのように
持っていることに気付きます
そこからトラックに
子どもの絵をラッピングする
引用:一般社団法人こどもミュージアムプロジェクト
「こどもミュージアムプロジェクト」
の活動へと繋がっていきます
この取り組みによって
事故の数が激減することになります
子どもの絵が描いてある
トラックをあおる人はいない
乗っているドライバーも
安全運転を心がけるし
周囲の人たちも
ほっこりして、
気をつけるようになる
そして、この取り組みは
大阪の宮田運輸から
各地域の運送会社にも
拡がっていき
日本国内だけでなく
海外にも拡がっています
子どもの絵は
”純粋な心”をあらわして
みんなを笑顔にする
”パワー”があります
人を幸せにする”善い事”は
自然と伝播していくんだなって
沢山の気付きを頂きました
宮田社長、
有難うございました
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