#328
こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
令和3年、環境省は令和元年の
全国の一般廃棄物の排出及び処理状況の
調査結果を発表しました。
ごみ処理にかかる事業経費が
2兆円超もかかっているんです
日本では「ごみ」=焼却処分
が当たり前の認識ですが、、
2008年のOECDデータによれば、
世界の焼却炉のうち、半分以上が
日本にあるということです。
引用:Yahoo!JAPANニュース(https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1addffe180ab63a920cec939fdc33cb53f03ba22)
環境省が発表したデータでは、
ごみ焼却施設の数は1,067施設。
欧米各国と比べても
突出して多い数
焼却施設だけでなく、
燃やすごみの量も世界一
引用:Yahoo!JAPANニュース(https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1addffe180ab63a920cec939fdc33cb53f03ba22)
人口が日本より2.6倍ある
アメリカよりも多い
2017年のOECDのデータでは、
3,500万トン近くの量となっている
しかも、「燃えるごみ」に出される
ごみの内訳で4割近くが「生ごみ」
引用:燃やすごみの組成(平成30年度)京都市食品ロスゼロプロジェクト公式サイトより
その「生ごみ」の80%は水分。
水を燃やすために無駄に
エネルギーが使われていることになる
ちなみに「生ごみ」の50%が
「手つかずの食品」
引用:生ごみ中、手つかず食品は45.6%(京都市、平成29年度)
焼却したあとの「灰」は
最終処分場に行って、埋め立てられる。
こんなことをやっていては、
いつかは限界がやってくるでしょう
OECD諸国では、「生ごみ」は
「コンポスト」にするのが主流
「コンポスト」とは「堆肥(compost)」や
「堆肥をつくる容器(composter)」
のことを言います。
「生ごみ」は貴重な 地球の資源!
「生ごみ」から作られる「堆肥」は
植物が育つために必要な栄養素が
豊富に含まれる良質なもの
「堆肥」を畑の土に混ぜると
土がふかふかになり、微生物のいる
良好な土に変わります
生活から出る「生ごみ」が
野菜や草花を育てる良質な土に還る
まさに、循環型の社会を
構築していくことが出来ます。
これからのテーマとして、
取り組んでいきたい
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