#272
こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
昨日に引き続き、、
食がもたらす”病”
伊勢雅臣氏の記事より
日本政府は「国内の農産物は
価格的に輸入品に敵わないので、
農地の大規模化が必要」
という方向に政策の
舵を切っていますが、、
国際社会ではまったく
逆の方向を目指しています![]()
2017年の国連総会では
2019年〜2028年を
「国連・家族農業の10年」
として、全会一致で可決されています。。
資源効率においては
「家族農業」は「大規模農業」よりも
はるかに優れているという。。
「家族農業」は世界の農業資源の
25%を利用するだけで
世界の食料の80%以上を
生産することが出来る![]()
一方の大規模農業は
農業資源の75%を消費しながら
20%以下の食料しか
提供できていないというのです![]()
日本では農地1ヘクタールで
約10人養えるのに対して
「大規模農業」が主体となっている
アメリカでは0.9人
オーストラリアに至っては
たったの0.1%しか養えていない![]()
『よくわかる国連「家族農業の10年」
と「小農の権利宣言」』より
日本政府の政策は
世界と逆行していないか![]()
大規模農業のほうが効率的で
無駄がないように思える![]()
しかし、統計的な数字では
その逆を示している結果に![]()
冷静に考えると
小規模農業のほうが無駄がない。
「地産地消」が叫ばれていますが
出来るだけ地元で作って
地元で消費されるほうが
物流経費(包装・保管・輸送)等
を抑えることが出来る![]()
もっと言えば、家族や
コミュニティー単位で
農作物を生産するようにすれば
買い物に行かなくてもよくなる![]()
以前、ブログの記事で取り上げた
「サイニック理論」でも
行き着く先は「自然社会」
となっていた。
そう、今後舵を切っていく
方向はそっちのほうだ![]()
アメリカやカナダから
輸入される小麦には
生産性向上のための
「グリホサート」という
農薬が使われています。
これは発がん性を
疑われていて、、
アメリカでも使用禁止を
求める訴訟が起こされています
日本の学校給食で使われている
食パンでは輸入小麦を使用している
14製品中、12製品で
グリホサートが検出された![]()
国産小麦を使った製品では
検出されていない![]()
私たちの食の安全や
万が一の際にも
食料が確保できる
体制を整えていく必要があります![]()
東日本大震災の時に
コンビニやスーパーから
あっという間に棚から
食料が無くなったことを
思い出してください![]()
食糧はスーパーで買うもの!
という固定観念を捨てて、、
新たな生活スタイルを
作っていく必要がありそうですね![]()
最後までお読みいただき
ありがとうございます![]()
木のはこ屋 オンラインストア
古いりんご箱を再利用してリノベーションした家具「又幸」











