こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
朝、早めに起きてから
ホテルを出て散策していくと
露天で市場が軒を連ね
新鮮な魚介類、野菜や果物が
売られていました
イカ墨のスパゲティとか
ペスカトーレなど
イタリアン料理では
結構、魚介類を使った
料理が多いので、
魚を食べる文化なんだな〜
って感心してしまった
サーモンの切り身も売ってます。
梱包業を営む者としては
木箱とか見ると反応してしまう
果物や野菜を運搬するのに
木箱が結構使われていて
ディスプレイにも一役
買っている
やっぱり、プラコン
(プラスチックコンテナ)よりは
「木箱」のほうがアジがあっていい
魚介売り場も青果市場も
朝から人で賑わっていた
路地を歩いていくと
歴史を感じるバールが、、
Cantina aomori
「カンティーナ アオモリ」
ではなく、、
Cantina do mori
「カンティーナ ド モーリ」
引用:Google Map(Cantina do mori)
ヴェネツィアでは老舗の
ワインバーらしく、、
雰囲気もいいし、美味しそうな
お惣菜がならんでいたので
三人でふらっと立ち寄る
朝からワインを飲みながら
生ハムとかサラミとか
引用:https://www.bacarotourvenezia.com/
(https://www.bacarotourvenezia.com/en/cantina-do-mori-2/)
お好みでおつまみを
ほおばりながら
軽く朝食をとる
迷路のような運河沿いの
路地を歩いていくと、、
サンマルコ広場に
たどり着きました
サン・マルコ寺院は
西暦828年に
ベニスの商人がエジプトの
アレキサンドリアから
聖マルコの遺体を持ち帰った
ことに始まる、、。
寺院のデザインは
5〜15世紀にかけて東ローマ帝国で
発展したビザンティン様式
サン・マルコ広場は大型船も
停泊できることもあって、、
観光客の数がハンパない
世界中から来てますよね〜
そこから徒歩5分くらいの場所に
カルロ・スカルパ氏 設計の
クエリーニ・スタンパリア美術館
があります
ここもやはり、ヴェネツィアの貴族
Querini家の邸宅だったところを
1959年〜63年にかけて
1階の空間をスカルパ氏が改修
1993年と2003年に建物全体を
マリオ・ボッタ氏が改修した
ヴェネツィアという土地柄
やはり古い建物を改修してますが
中に入ってみると
中世の建物とは思えないほど
近代的で心地よい
空間となっています
階段を側面から見ると
L字のスリットが入り、、
連続性が生み出す美がある。
カルロ・スカルパ氏の
建物に接して感じるのが、、
ディティールの細かい描写
こだわりが繊細であり
また、パワフルな想いが
ビシバシと伝わってくる
「建築」とはこれほどまでに
力強いものなのかと感服します
同じく仕事する人間として
プロフェッショナルとして
仕事に対する「情熱」を
勉強させてもらいました
次号につづく
古いりんご箱を再利用してリノベーションした家具「又幸」