こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
第1回目の試作から
4回目となり、、
ちょうど1年くらい
経過していました
椅子の方も
りんご箱と分かるように
長方形のプロポーションを
意識して何パターンか作ってみる、、
座面にりんご箱の板材で
仕上げたシンプルなスツール
チョットした背もたれ
をつけたベンチのような椅子
(これも可愛くていい)
背もたれ付きの椅子
座面に妻板を利用した
スツール
側板や底板は同じ厚さで
長方形のカタチなので
使いやすいんですが、、
妻板は手木がついていて
厚さもあり、、
使いにくかったりします
手木付の妻板を利用したスツール
テーブルが揺れてしまう
問題に関しては
デザイン的には
そのままで(幕板等を入れず)
長いボルトで天板を
ピーンと引っ張って、、
揺れを最小限に
抑えることが出来ました
モデルハウス用のリビングテーブル
シンプルにりんご箱の
古板材を貼った天板に
四方のフレームと
脚は国産の「オニグルミ」
を採用して
アカマツ材の天板と
フレームを対比させ
より、りんご箱を
強調するデザインとなった
天板は塗装付で脚は無塗装
テーブルに関しては
強度や揺れの問題を克服し
デザインや仕様が決まった
次は椅子のほうですが、、
テーブルとの相性であったり
デザイン的な統一性が
あったほうがまとまりが
あっていい
ということで、、
テーブルのデザインが決まって
それをそのまま
小さくしたような
同じ仕様、デザインの
スツールを試作
テーブルとスツールを
セットで置くと
自然でしっくりくる
数パターン試作して
マックス・ビルの
「ウルムスツール」っぽいのも
作ってみたが、、
りんご箱の古板材を下地材に貼るので
どうしても重くなってしまう、、。
意匠性は間違いないけど、、
思いっきりパクリになる
ということで、、
「又幸プロジェクト」の
第一回目の製品となる
ミーティングテーブルと
スツールがついに完成
2016年の3月にスタートして
完成したのが、
2017年の7月、、。
開発するのに
約1年半かかりました
又幸ミーティングテーブルとスツール
建築家の蟻塚さんと
家具職人の葛西さんには
二人とも忙しいさなか
開発に携わってくれて
心から感謝しております
古いりんご箱を再利用してリノベーションした家具「又幸」