こんにちは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
箱で空間を作るハコニストの姥澤です
積ん読の書棚から
安岡正篤先生の本を手にとる
タイトルは
立命の書「陰騭録」を読む
これが私にとって
安岡先生の初めての書
ご高名は以前から
存じ上げていましたが、、
敷居が高そうでなかなか
読むところまでいかなかった、、。
引用:安岡正篤記念館(https://kyogaku.or.jp/yasuoka/about.html)
雑誌「致知」の記事で
稲盛和夫さんの追悼特集で
影響を受けた一冊に
本書が紹介されていて、、
雑誌「致知」2022年11月1日 発行/ 12 月号追悼 稲盛和夫
「机の後の書棚にあるやん!」
と引っ張り出して読み出す。
タイトルにも入れた
「積善の家余慶有り、積不善の家余殃有り」
中国の古典やことわざ
日本の昔話にも
善行の大切さ、尊さを
教えているので、、
皆さん、普通に認識してると
思います
「因果応報」とか
「善因善果」などの四字熟語
「天網恢恢(てんもうかいかい)
疎(そ)にして漏らさず」
天の神が地に張り巡らした網は、
ゆったりして粗いようであるが、
決して漏らすことはなく、
それに搦め捕られる。
すなわち、悪事を行えば、
一時的には逃げおおせるなど
うまくいったように見えるが、
結局は、捕らえられる乃至(ないし)
その報いを受けるということ。
引用:ウィクショナリー日本語版
善を行えば良い報いがあり、
悪を働けばその報いがあると。
ただ、善行を積んだからとて
必ずいいことが起きるとも限らないし、
悪行を働いたからとて
災いが訪れるとも限らない、、。
という考え方が一般的には
浸透している気がする^^;
かつて、アメリカの政府で
家族に関する調査をした。
非常に悪質な家族と
その反対に、、
人に貢献した家族の歴史を
追跡調査したそうです
詳細は割愛しますが、、
対象的な結果となっています
では、どのように善行を
なしていけばいいのか?
十類に分けて教えています
善行の大略十類
一 人のために善を為す
二 愛敬で心を養う
三 人の美を成す
四 人にすすめて善を為さしめる
五 人の危急を救う
六 大利になることを興し建てる
七 財を捨てて施をする
八 正しい法を護持する
九 自分より身分の高い、年齢の長じた人を敬重する
十 物の命を愛惜する
一度にすべてを実行しようとするのは
無理があるのでしょうが、、
意識して善を積むようにして、
今までの罪障を消していくように
行動していけば、、
やがては「積善の家、余慶有り」
になれるのだと思います
学びと実践が必要ですね
学問をしなければ、
人を観る目ができない。
識見・眼鏡が生じない。
あいつは財産がなんぼあるとか、
何の役をしておるとか、
つまらぬことには気がつくが、
人間そのものについては
全くわからない。
第二章 謙虚利中より